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2010年4月28日水曜日

国民保険税の話


「国民健康保険法第76条では、徴収方式に保険料方式を定めているが、大半の自治体で保険税方式を採用している。保険料方式の徴収権の時効は2年であるが、保険税方式は5年になることに加え、滞納処分の優先順位が税方式の方が高くなるためである。」

 なるほど。どうして保険料と保険税があるのか。なぜ税という名前なのか、かねてから不思議に思っていたのですが、こんなところに答えがあるとは。
 時効と債権の優先順位だったのですね。。。

2010年4月23日金曜日

国保交付金393億円、都内40市区がもらい過ぎ

2010年4月22日 朝日新聞

「国民健康保険(国保)の交付金を、東京都内の40市区が2008年度に計393億円もらい過ぎていたことが朝日新聞の調べでわかった。新制度の導入で、初めて見積もった医療費が多すぎたためで、同様のケースは全国で少なくとも1千億円を超える見通しだ。過大分は今年度精算され、多くの自治体で交付金が減額になる。「先食い」した交付金の精算のために保険料を値上げするなど、自治体に混乱が生じている。
この交付金は、65~74歳の医療費負担を、各保険制度間で調整するために08年度、初めて設けられた「前期高齢者交付金」。企業の健康保険組合などから徴収した納付金を、高齢者の多い国保を運営する市区町村に交付する。」

日野市の場合は08年度予算では 39.5億円の予算を立て実際に37.5億円の歳入がありました。
 このうち、どの程度がもらいすぎの部分か不明ですが、10年度の予算の歳入予定が前年度比2億円減であることを鑑みると、その程度の金額がもらいすぎだったのかもしれません。

「交付金は2年後に精算する仕組みで、過大分は今年5月に受け取る10年度交付金から差し引かれる。多くの自治体は、もらいすぎた交付金を、国保料の値上げ額を抑えたり、一般会計からの繰入額を減らしたりして使っており、残額はほとんどない。
歳入不足を補うため、23区は今年度、医療費の上昇分も加えて00年度以降では最大となる平均7.16%(年6223円)の値上げを決めた。八王子市や町田市は一般会計からの繰入額を増やした。」

もらいすぎの分を使ってしまっているというのは、どうしてなんでしょ。単年度予算だからですかね。
 国保は基金とかないんでしょうか。
 使ってしまった結果として値上げをしたり、一般会計の繰入額を増やすというのは、あまりにも行き当たりばったりなのではないかと。

2010年4月3日土曜日

予算案を読む4 特別会計

今回は特別会計です。順不同で。
1.下水道事業
 ・建設費が2.1億円減少。 それに伴い、国庫補助金も2.1億円減少。
  どちらが原因でどちらが結果かは不明です。
 ・金利が低いものに借り換えをした影響か、元金を6千万円多く返せています。
2.介護保険
 ・前年とほとんど変化なし。
3.区画整理事業
 ・全体で-4.7億円。
  歳出面では豊田南が-2.4億円、西平山が-2.5億円。
   国庫補助が多く入っている関係で国庫支出金が-3.7億円となっています。
  増えているのは万願寺第二が+0.8億円、それに伴い、都の支出金が+1.0億円となっています。
4.後期高齢者
 ・歳出が3.7億円増。そのうち保険料で1.8億円、一般会計で1.6億円負担。
5.国民健康保険
 ・歳出は4.7億円減。そのうち医療給付費+2.2億円、後期高齢者負担金-1億円、共同事業負担金-5.7億円。
 ・歳入は 共同事業からの交付金が-6億円、前期高齢者負担金が-2億円。国庫補助金が+2.5億円。一般会計負担金が0.5億円増。
 ・共同事業に関するところ以外は、トータルではほぼ変わりなし。

 ところで共同事業って何? ということでGoogleで調べてみた。
 国民健康保険は各市町村ごとに運営しているので、巨額の支払があると運営が大変になる可能性があるということで、各国民健康保険を運営する事業者が資金を拠出をして、負担の平準化を図るもの。
 国民健康保険連合会が運営しているようです。(国民健康保険がらみの制度概要はこちら。)
 1件あたり30万円を超えるものを取り扱うのが、保険財政協働安定事業。
 1件あたり80万円を超えるものを取り扱うのが、高額医療費共同事業。
  後者は国から補助が出ています。

 平成21年度は、歳入側で保険財政~の方が14.5億円、高額~の方が3.2億円
  歳出側で保険財政~の方が16.1億円、高額~の方が3.5億円。
 平成22年度は、歳入側で保険財政~の方が9.8億円、高額~の方が1.9億円
  歳出側で保険財政~の方が11.1億円、高額~の方が2.8億円。
 基本的に拠出する金額の方が多くなっています。理由は不明ですが、一人当たりの高額医療費が全国平均より少ないから?

 また、ここ2年ぐらいは歳入歳出とも減少していますが、理由は不明です。
  
 とりあえず、予算書から読めることはここぐらいまで。
 ということで予算案を読むは終了です。

2010年2月10日水曜日

国民健康保険制度について

各市で財政の重荷となっている国民健康保険についてですが、相模原市が税率を変えたようです。
 市のHPで仕組みがわかりやすく説明されているので紹介します。

2009年10月4日日曜日

社会保障関係特別会計のまとめ

何回かにわたってまとめてきた特別会計の仕組みへのリンクをまとめました。

1.国民健康保険の仕組み (基本
2.  同上   (退職・前期高齢
3.  同上   (国保からの負担
4.介護保険の仕組み
5.後期高齢者医療保険の仕組み
6.老人保健の仕組み
7.(番外)健保組合の負担

2009年9月19日土曜日

市民財政白書を作る(動画版) 国民健康保険まとめ4

3回にわたって、国民健康保険周りを説明しました。

参考にしたHPは
 厚生労働省http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/index.html
 社会保険診療報酬支払基金http://www.ssk.or.jp/sikumi/index.html
 など。

 さて、これを動画で説明するとなると・・・・。時間をかければ説明できますが、短時間ではほぼ無理。
 図ももっと単純化が必要。限られた時間では
 ①仕組みが複雑だということ
 ②国保の加入者以外もつながっていること
 ③市の税金もかなり投入されていること
 ④滞納すると市の負担が増えること
 ぐらいが伝わればよいのではないかと思っています。
 

2009年9月13日日曜日

市民財政白書を作る(動画版) 特別会計を解明する

以前紹介した記事で国民健康保険や介護保険の仕組みがややこしいというお話をしましたが、かなり解明されました。
これです。

クリックすると拡大されます。
 が、矢印の説明がないので、やっぱりよくわからないとは思います。
 印象としては、健保組合や国民健康保険を中心にいろいろと線が出ているなということぐらいでしょうか。
 正直これでも全てを尽くしているわけではない(広域連合についてはできたばかりでわからないことも多い。)とは思います。
 とはいえこれを動画にしては細かすぎて見えないので、もう少し簡略化する必要があります。
 内容についてはすぐにできるかどうかわかりませんが、少しずつ説明を加えていこうと思います。