2009年9月28日月曜日

市民財政白書を作る(動画版) 介護保険の仕組み

国民健康保険に続き、介護保険です。


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 数字は平成20年度決算による金額です。
 ①は1号保険者(65歳以上)の保険料です。
  決算書では「保険料」の項目になります。
 ②は2号保険者(40~64歳)の保険料です。一旦社会保険診療報酬支払基金(以下「基金」と省略)を経由します。
 ③は一般会計からの繰入金。決算書では「一般会計繰入金」の項目になります。
 ④は国や都からの補助、決算書では「国庫支出金」及び「都支出金」
 ⑤は保険給付費の支払です。介護事業者に直接ではなく、国民保険連合会の介護保険勘定を通して支払われます。
 ⑥は国民健康保険からの負担。これは「基金」に一回プールされて、全国の介護保険特別会計に分配されるので、日野市の負担は6.4億円ですが、その金額が回ってくるわけではありません。
 ⑦は各種健保からの負担? もしかしたら②と一緒なのかも。

 「基金」から支払われる金額は、一括して決算書では支払基金交付金の項目になっています。

 介護保険の仕組みとしては、①が1/6、②⑥が1/3、③が1/8、④が3/8(国1/4、都1/8)の割合で負担することになっているそうです。
 実際の割合が微妙に違う理由はよくわかりません。