昨年連載した財政白書の未来。その1年後の今を検証します。
前回のつづきです。
青文字が1年前の記述又はそのサマリー、 黒文字が現状のコメントです。
第四回 市民による財政分析の未来 その1 ~越えるべきハードル~
○各論の分析を行ううえでのハードル
市民が各論の分析を行ううえでのハードルとして
・財政データのみならず、行政データ・統計データを集めなければならない
~ 行政内部の資料は開示されていないことが多い。情報公開も難しい。勤め人は時間がない。
・それぞれの市によって各論となるべきものが違う。したがって分析の手法に一定の方法がない
~ そのため分析の方法を考えるところからのスタートとなり時間がかかる。
一般的に、市民(特に会社に勤めにいっている人)にはあまり時間がなく、情報収集力も行政に比べれば劣り、各論にかかわる分析を行っていくうえで、行政とのハンデは大きい。 このような状況に対し単に市民側の”がんばり”だけに期待するにはおのずと限界があり、行政としてもよりよい市政運営を目指すのであれば、そのハンデに安住するのではなくそれを埋めるようにするべき。
○各論の分析を行ううえでのハードル
市民が各論の分析を行ううえでのハードルとして
・財政データのみならず、行政データ・統計データを集めなければならない
~ 行政内部の資料は開示されていないことが多い。情報公開も難しい。勤め人は時間がない。
・それぞれの市によって各論となるべきものが違う。したがって分析の手法に一定の方法がない
~ そのため分析の方法を考えるところからのスタートとなり時間がかかる。
一般的に、市民(特に会社に勤めにいっている人)にはあまり時間がなく、情報収集力も行政に比べれば劣り、各論にかかわる分析を行っていくうえで、行政とのハンデは大きい。 このような状況に対し単に市民側の”がんばり”だけに期待するにはおのずと限界があり、行政としてもよりよい市政運営を目指すのであれば、そのハンデに安住するのではなくそれを埋めるようにするべき。
○ハードルを越える方向性
①行政として情報を開かれたものとしていくことが必要。基本的な行政情報については誰でもアクセスできる形、なおかつアクセス及び分析しやすい形で公開すべき。 ホームページ上のたどり着きやすいところに、できれば表計算ソフトで読める形式で
②分析単位の細分化(モジュール化)と細分化したもののネットワーク化
②分析単位の細分化(モジュール化)と細分化したもののネットワーク化
→ これは次回のテーマ。
実際にこれができるようになる前提は、先に示した情報収集上のハードルが多くの市町村である程度以上低くなっていること。財政白書作りが広まり、相当数の市町村で各論の分析を行おうとする動きが出てくること。であり、そのようになるためには、ある程度の時間を要するものと考えられます。
現状は少しずつ情報提供が進んできているといえます。そんなに急激に進んだともいえないですが。
実際にこれができるようになる前提は、先に示した情報収集上のハードルが多くの市町村である程度以上低くなっていること。財政白書作りが広まり、相当数の市町村で各論の分析を行おうとする動きが出てくること。であり、そのようになるためには、ある程度の時間を要するものと考えられます。
現状は少しずつ情報提供が進んできているといえます。そんなに急激に進んだともいえないですが。
進捗の状況は市町村によってまちまち。
あと他の市を調べるのが難しい。 HP上の場所も、あるデータも市によって異なるので、なかなか手間。都道府県のHPで調べるという手もありますが。
東京都の場合はかなり充実しています。日野市のデータもそこで取ったほうが早かったりする。
問題は全国データ。省庁毎に分かれているので、探すのが面倒です。
ということで、このブログでも各論づくりでデータのありかなどを紹介しているのですが、、、、あまりブログの方の記事も進まないところを見ると・・・・。まあ察してください。