7月にお話差し上げた東洋大の公民連携講座の根本教授が委員長となり、講座を受講されていた方もオブザーバーとして参加(おそらく実質的にワークを行ったと思われます。)していました。
市民参画や協働というワードがよく出てくる中で、参考になりそう。
第1章は「なぜ、公民連携なのか」
参考事例として我孫子市、市川市、横浜市、岩手県の事例があり参考になります。
第3章は「藤沢市における公民連携」
このブログでも何回か紹介(借金時計、公共施設マネジメント白書、財政説明資料、電子会議室)しているように、いろいろと先進的な取り組みをしており、「公共施設マネジメント白書や地域経営会議があるということは他の地域にない大きな強み」と自ら位置づけています。
第4章では「公民連携のあり方」
としてその原則を示しています。
紹介しても良いのですが、是非報告書の28~29ページを読んでいただければと。
また大きな特徴として、全事務事業に対して公民連携を市民から提案できる制度の導入を提言しています。なかなかすごい制度と思いますが、あくまで提言なので、今後どうなるかは不明。
また市民から提案を受ける制度があっても、結局市がほとんど提案を否決している事例もあると聞きますので、実施段階が一番重要になってくると思われます。
藤沢市の動きについては今後ともウォッチしていきたいと思います。