2010年2月2日火曜日

とあるシンポジウム 野口先生のお話を聞く

とあるシンポジウムでの超整理法で有名な野口教授のお話。
日本の国の財政はすでに破綻しているとして、こういう話をしていました。
「個人の金融資産が1400兆円あるというが、それは企業の貸付などで実は使われている。たとえていえば大きな桶があるから安心といっているようなものだが、その桶には水がいっぱい入っている。桶の大きさはあまり関係ない。」
「銀行が国債を引き受けられるのは、その分企業への貸し出しが減っているから。このような状態はいつまでも続かないし、続くこと自体問題(企業の資金需要が減っているという意味で)。」
なるほどと思いました。
超整理法のイメージからすると、一刀両断!というしゃべり方をするのかなと思ったら、結構ゆっくりと話す方でした。内容は一刀両断というか、そういってしまっては・・・。というものもありましたが。