2009年8月4日火曜日

和歌山市: 「イエローカード」状態脱出

毎日jp 7/24付記事
「一般財源の規模に対する全会計の赤字割合を示す連結実質赤字比率が、07年度決算で国の基準を上回っていた和歌山市は23日、08年度決算で比率が黒字化し、「イエローカード」状態を脱する見通しを明らかにした。
各会計のうち、累積赤字約109億円を抱える下水道事業は資金不足比率が20・3%と、前年度より238・6ポイント改善したが、経営健全化基準(20%)を上回った。
 連結実質赤字比率は、07年度には県庁所在地で唯一、早期健全化基準(16・25%)を上回る17・6%だったが、08年度決算に基づく財政指標の速報値では18・94ポイント改善し1・34%の黒字となった。  職員給与カットや事業見直しに加えて、都市計画税の税率引き上げによって税収が伸び、一般会計の実質黒字が前年度比約13億円増。加えて、赤字割合から将来解消が可能な分を控除し、全会計で約10億円の黒字となった。  累積赤字がある各事業のうち、下水道事業は、使用料値上げによる収益増で初めて黒字化。07年度に資金不足比率が経営健全化基準を超えた食肉処理場(同市出島)は一般会計から繰り入れて累積赤字を解消した。一方、土地造成事業は資金不足比率が6・7%で、一般会計がテニスコート用地などを買い取り前年度から5・2ポイント改善したものの、市債の元利償還金が年間約20億円の状態が続くと見込んでいる。  大橋建一市長は「連結実質赤字比率のイエローカードを解消する課題を果たせた。今後も甘い気持ちにならず、規律ある財政運営が必要だ」と話した。」

財政健全化法による財政状況のチェックで早期健全化基準(イエローカード)を上回った和歌山市が昨年度は解消していそうという記事。
 関連する市のHPは下記
http://www.city.wakayama.wakayama.jp/menu_1/gyousei/shihou/20_shihou/tokubetu12/page/2008tokubetu_1.htm
 記事にもあるように、①給与カット②事業見直し③都市計画税の引き上げ④使用料値上げ⑤一般会計からの繰り入れ を行ったようです。
 ①~④はなかなか手がつけにくい話だろうと思いますが、イエローカードを上回ったことが後押ししたのかもしれません。
 財政健全化法の効果といえば効果ですし、そういうきっかけがなければ改革にはなかなか乗り出せないということなのかもしれません。

 ちなみにイエローカード基準を超えた市町村の一覧も和歌山市のHPに載っています。
http://www.city.wakayama.wakayama.jp/menu_1/gyousei/shihou/20_shihou/tokubetu12/page/2008tokubetu_2.htm