沖縄タイムス 4/30
「沖縄自治研究会は、県内自治体の財政事情を市民らが分析した『財政白書~大丈夫?あなたのまちの台所事情』をまとめ、琉球大学で29日、報告会を開いた。県と8市町の財政分析を担当した9氏が見解を述べ、フロアと意見交換。難解とされる財政を市民が主体的に読み解き、自治体経営に生かす意義を確認し合った。 市民レベルで自治体の財政運営について公開で議論する取り組みは、県内では初めてだという。」
記事によれば本土復帰(約40年前!)から2007年までの財政運営について、沖縄県、那覇、沖縄、浦添、糸満、宜野湾、うるまの6市、西原、与那原の2町を分析したとのこと。
研究会の琉球大学島袋教授は 「右肩上がりの時代から、自治体経営は質の充実が求められる時代に変わってきた。住民が財政を深く知ることで、まちづくりの一歩が踏み出せる。他の市町村でも分析したいという声があれば協力したい」とのこと。
こちらが沖縄自治研究会のブログ。
http://plaza.rakuten.co.jp/jichiken/
琉球大学教育学部島袋教授の研究室を中心に地域の市民を交えて2002年以来さまざまな活動をしている団体です。
自治講座などは沖縄県や市長会、町村会も後援する本格的なもの。かなり力のある研究会と思われます。
財政白書も8市町を一度に分析するというかなりの力作と思われますが、HP上でわからないのが残念。
今後の研究成果にも注目です。