このブログでも取り上げた春日部市の市民財政白書「春日部市のふところ事情」入手しました。
特徴は、平成15年にぶぎん地域経済研究所がおこなった財政健全度の比較分析を、平成19年度の決算データに基づいて行っていること。
目の付け所が面白いです。
埼玉県は全国で最も市の多い県ですが、40市の比較をかなり丁寧に行っています。
(総額と一人当たりを主な項目ほぼ全てに行っている!)
春日部市のデータをじっくり見たのは初めてですが、苦しそうです。
一人当たりの歳出で見ると各項目(公債費除く)とも少ないのに、歳入(特に市税収入)が低いのが利いている感じがします。
話は戻って、ぶぎん地域総合研究所の分析手法を再現した点。評価手法を報告書などで公開していたので、もう一度分析ができたのだろうと思います。
評価をするときに、その手法を含めて公開することの重要さを感じました。
2010年3月23日火曜日
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