9月議会が各市町村で行われ、決算について議決(承認?)を得ることになっています。
財政白書を市民が作ろうとすると、9月議会で議決を経てデータを入力し、分析したり、コメントを考えたりするので、平成20年度決算に基づくものができるのは平成22年に入ってからになってしまいます。(自治体が毎年の作業として作っているものは早いものでは9月にできていますが、これはデータの入力を先に行っていること、コメントが毎年あまり変わらないことによるものと思われます。)
財政を考える会で作ったときは、古い印象を与えないために発行した年度の版(例えば平成20年度版は平成18年度決算に基づくもの)の名前にしています。できれば併記した方が親切だったかなと今は思っていますが。
予算書・決算書に基づく分析はこれでもまだ恵まれている方で、決算カードは平成20年度決算の数字が総務省のページに公開されるのが平成22年3月、財政指数表にいたっては平成19年のものがまだ公開されていないという状態です。
財政白書ができたときには、3年前の年度の話をしているということになり、どうもタイムリー感に欠けてしまうのが、悩ましいところです。