大規模事業というのは、東京都バージョンの決算カードでは大規模事業が記載してあるため、集計ができるのです。おお。
小平では昭和62年から平成18年を集計していますが、日野市は昭和60年から平成20年までを集計。
期間は違いますが、傾向は見えるかと。
小平市の場合は
1:道路関係 333.95億円(うち都市計画道路283億円)
2:土地購入 189.61億円
3:市民文化会館 142.88億円
4:公園関係 113.16億円
5:学校関係 87.84億円
6:地域センター 75.87億円
総合計 1032億円
日野市の場合は
1:土地区画整理事業 635.49億円
2:学校関係 154億円
3:ゴミ処理・し尿 85.37億円
4:道路関係 72.05億円
5:市営住宅 50.99億円
6:公園関係 47.08億円
総合計 1210億円
意外と違いがあるものなのですね。日野市は土地区画整理事業が圧倒的に多いことが特徴。
道路や公園が少ないように見えますが、土地区画整理事業の中に含まれている部分が相当あるものと思われます。
小平市は土地を別個に算出していますが、日野市の土地取得費を集計すると約98億円です。
ただし、土地開発公社に取得させている部分もあります。ちなみにこの間取得した土地の価格はなんと423億円。その後市に譲渡している部分が相当あるので、単純な合計はできませんが。
また下水道や病院は特別会計なので、決算カードには出てきません。
病院は約100億円、下水道は債権の残高から考えると、400億円程度は投資されていると思われます。(まだ調べていませんが。)
またゴミ処理などは一部事務組合で行っているところもあり。結論としては一概に比較できないということか? うーん、つまらぬ結論だが。