講師でジャーナリストの浅野詠子様より送っていただきました。
いろいろな市の資料を見てれば、この白書をみれば厳しさ度合いは推察することができます。
なぜそうなったのか?まではわかりませんが、県庁所在市として、全国に名をとどろかせる市としての格の維持にお金がかかっているような感じもします。
特に心に残ったのがまえがきの
「わがまちの財政をわが言葉で語ろう」というフレーズと「データを収集する作業は単純だが、みんなで分担しつなぎ合わせるとそこに新たな命が吹き込まれ、何かを語りかけてくる。」
というところ。
特徴は、財政の中身を深く掘り下げるというよりも、いろいろな視点を提供していること。ミクロな視点とマクロな視点、理解しようとする視点と説明しようとする視点がいろいろあり、体系的に理解させるというより、興味をもってもらうことに一役買うのではと思いました。
あと、財政用語の言い換え。
一般会計を「平等型・生活関連予算」 特別会計を「受益者負担型会計」と置き換えたのは、なんとも大胆でそういう見方もあるのかと思いました。
このページをご覧の方なら、地方自治のカテゴリーの記事がお勧めです。
なお私はこちらのページのアドレスから白書をお願いしました。