Google財政白書検索ランクで49位に上田市の財政白書を作る会のページがランクインしています。
http://blog.goo.ne.jp/dragonfly_nagano/e/9ab79c6c449e913fdb166d825f5dc117
松本では昨年11月に市民による財政白書が出ており、そのメンバーも協力しているようです。
なお上田市の財政関連の資料はこちら
http://www.city.ueda.nagano.jp/hp/ht/zaisei/20060906173007208.html
注目すべき動きとして平成19年の7月に事業仕分けを実施しているようです。
http://www.city.ueda.nagano.jp/hp/ht/gyokaku/20080611102527645.html
構想日本が行っている事業仕分けなのかどうかは不明ですが。
2009年4月5日日曜日
ブックレビュー ファウスト
ファウスト(第一部 第二部) ゲーテ作 岩波文庫 1958年発行
財政とあまり関係ないといわれるかもしれませんが、第二部第一幕で面白いと思った部分があったので、
ファウスト自体のあらすじはこちらでね。
それは、警察も軍隊も大蔵省も宮廷もみんなお金がないと言っているところに悪魔のメフィストフェレスが現れて、あの大洪水の際に地中深くうずもれた財産を担保にして(昔のドイツでは地中深く埋まっているものは皇帝のものとされたらしい。)紙幣を発行することで財政難を救い、王に取り入るという場面。
ファウストが完成したのは1832年ですから、そのころから実体のないものに信用を与えてマネーを増やすという発想があったのかと非常に興味をそそられます。
もっともドルが金という実物を信用のバックにしなくなったのは1971年のニクソンショックになってからですから、ファウストにおいても実体がないとはいえ地下にある財宝を担保とするという設定にはなっていますが。
物語は王に取り入ったところから別な方向へと展開していくので、その後国の財政がどうなったか記されていないのが気になるところです。国が豊かになりました、めでたしめでたしなのか、ハイパーインフレになったのか。。。
財政とあまり関係ないといわれるかもしれませんが、第二部第一幕で面白いと思った部分があったので、
ファウスト自体のあらすじはこちらでね。
それは、警察も軍隊も大蔵省も宮廷もみんなお金がないと言っているところに悪魔のメフィストフェレスが現れて、あの大洪水の際に地中深くうずもれた財産を担保にして(昔のドイツでは地中深く埋まっているものは皇帝のものとされたらしい。)紙幣を発行することで財政難を救い、王に取り入るという場面。
ファウストが完成したのは1832年ですから、そのころから実体のないものに信用を与えてマネーを増やすという発想があったのかと非常に興味をそそられます。
もっともドルが金という実物を信用のバックにしなくなったのは1971年のニクソンショックになってからですから、ファウストにおいても実体がないとはいえ地下にある財宝を担保とするという設定にはなっていますが。
物語は王に取り入ったところから別な方向へと展開していくので、その後国の財政がどうなったか記されていないのが気になるところです。国が豊かになりました、めでたしめでたしなのか、ハイパーインフレになったのか。。。
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