1.下水道事業
・建設費が2.1億円減少。 それに伴い、国庫補助金も2.1億円減少。
どちらが原因でどちらが結果かは不明です。
・金利が低いものに借り換えをした影響か、元金を6千万円多く返せています。
2.介護保険
・前年とほとんど変化なし。
3.区画整理事業
・全体で-4.7億円。
歳出面では豊田南が-2.4億円、西平山が-2.5億円。
国庫補助が多く入っている関係で国庫支出金が-3.7億円となっています。
増えているのは万願寺第二が+0.8億円、それに伴い、都の支出金が+1.0億円となっています。
4.後期高齢者
・歳出が3.7億円増。そのうち保険料で1.8億円、一般会計で1.6億円負担。
5.国民健康保険
・歳出は4.7億円減。そのうち医療給付費+2.2億円、後期高齢者負担金-1億円、共同事業負担金-5.7億円。
・歳入は 共同事業からの交付金が-6億円、前期高齢者負担金が-2億円。国庫補助金が+2.5億円。一般会計負担金が0.5億円増。
・共同事業に関するところ以外は、トータルではほぼ変わりなし。
ところで共同事業って何? ということでGoogleで調べてみた。
国民健康保険は各市町村ごとに運営しているので、巨額の支払があると運営が大変になる可能性があるということで、各国民健康保険を運営する事業者が資金を拠出をして、負担の平準化を図るもの。
国民健康保険連合会が運営しているようです。(国民健康保険がらみの制度概要はこちら。)
1件あたり30万円を超えるものを取り扱うのが、保険財政協働安定事業。
1件あたり80万円を超えるものを取り扱うのが、高額医療費共同事業。
後者は国から補助が出ています。
平成21年度は、歳入側で保険財政~の方が14.5億円、高額~の方が3.2億円
歳出側で保険財政~の方が16.1億円、高額~の方が3.5億円。
平成22年度は、歳入側で保険財政~の方が9.8億円、高額~の方が1.9億円
歳出側で保険財政~の方が11.1億円、高額~の方が2.8億円。
基本的に拠出する金額の方が多くなっています。理由は不明ですが、一人当たりの高額医療費が全国平均より少ないから?
また、ここ2年ぐらいは歳入歳出とも減少していますが、理由は不明です。
とりあえず、予算書から読めることはここぐらいまで。
ということで予算案を読むは終了です。