2009年11月8日日曜日

一部事務組合を紹介する その4 東京たま広域資源循環組合

今日は東京たま広域資源循環組合
1980年に「三多摩地域廃棄物広域処分組合」が設立、2006年から現在の名称になっています。

○目的
 ・日野市のゴミのうち燃やされたものの灰と、不燃とされたものは、日の出町に運ばれています。
  これらの処分(日野以外からも来ている)の処分が目的です。
 ・谷戸沢処分場(埋め終わり)、二ツ塚処分場への埋め立てを行っていましたが、最近灰についてはエコセメント化施設によりリサイクルが図られています。
○参加市町
 ・25市1町が参加しています。
 ・意外なことに処分場が存在する日の出町は参加していません。西秋川衛生組合(あきる野市、日の出町、檜原村)でゴミ処理をしています。
○処理量
 ・焼却灰は6.6万立米、不燃物は7千立米。(平成20年度)
  ピークは灰が8.5万立米、不燃は7.4万立米(平成12年度) 特に不燃が減っています。
 ・エコセメントの販売量などは不明。最近景気が悪いので、出口があるかちょっと心配。

エコタローエコセメントのキャラクター「エコタロー」

○財務
 ・歳入108.9億円、歳出102.0億円(平成19年度決算)
 ・歳入のうち93.3億円が各市町村の負担金。
 ・歳出のうち70億円が処分費。エコセメントでそのうち約半分と思われます。公債費が25.9億円あまり。
 ・平成19年度末現在267.8億円の借入金。
○議会・理事会
 ・理事会は26名。各市町の長で構成。
 ・議員は26名。各市町から1名ずつ。
 ・監査委員は2名。調布市議と八王子市役所の元部長。
○日野市との関係
 ・負担割合は4.2%。
 ・焼却灰を3080立米。不燃物を1208立米持ち込み。
  不燃の量は八王子市についで多い量。
 ・上記の負担金として平成20年度は4.2億円を負担。
 ・日野市長が理事会の副議長
 ・議員を1名(市の健康福祉部会に所属議員)
○その他
 ・小学生向けの動画のページあり。