群馬県太田市が、放置自転車対策業務にかかったコストを試算したところ、放置自転車を1台撤去するのにかかった総費用は平成19年度で約4万円、20年度の推計値でも約3万7000円かかっていたことが分かった。市では「撤去には多額の市民の負担がかかることが分かってもらえると思う。放置はぜひともやめてほしい」としている。(高梨美穂子)
コストは2620万。処理台数は642台とのこと。
ちなみに日野市の場合は放置自転車にかかった費用は平成19年度で1338万で3111台。一台あたり4300円ということになります。もっとも太田市の場合は市職員のコスト相当分や自転車置き場の減価償却費、自転車置き場を他の用途に使った場合の機会費用を含んでいるので簡単に比較できないとは思いますが。
(日野市の場合は放置対策費は委託費で処理しているので、償却費などはかかっていないのかもしれません。)
ちなみの太田市は平成17~19年度に 市民にわかりやすい数値目標を110項目ぐらいあげて数値目標で行政評価をしています。
http://www.city.ota.gunma.jp/005gyosei/0020-004kikaku-gyoukei/gyoukaku/suutimokuhyou.html
平成20年度以降は太田市マネジメントシステムに統合されたそうですが、ちょっと難しくなってしまった感もあります。