2009年8月26日水曜日

市民財政白書をつくる(動画編) 世の中例外が多い

仕事上の書類であれば、例外を含めてきっちり説明するところですが、市民向けにわかりやすくということを考えると、それをいちいち説明してはかえってわかりにくくなることがあります。
紙ベースの白書の場合は註をつけるとか、括弧書きにするとかありますが、動画版だと流れを乱さないように説明しないといけないところが難しいところ。
ひどいのは地方財政法で原則は「地方債以外の歳入をもつて、その財源としなければならない。」(要は借金はしない)としながら、「ただし」として借金ができる場合の例外事項をあげています。ところが、さらにその例外としてそれ以外の場合でも借金ができることが別の法律で定められています。
実際には原則どおりという市町村はほぼ0で、ほぼ全てが例外の対象となっているうえに、おそらく9割方例外のさらに例外の規定も受けている(日野市もそう)ということで、実はその例外の方が逆にスタンダードになっているという状況にあります。

原則を理解いただいたうえで、実態をつかんでもらい、かつわかりやすくしたいところなのですが。。。。