2009年2月13日金曜日

東京都の主要施設、改築・改修に9000億円!

日経新聞08/2/11より

「東京都は10日、都庁舎(東京・新宿)を含めた主要施設について、2009―18年度に約9000億円を投じて改築・改修する計画を発表した。空調設備などが老朽化する都庁舎の工事費は780億円を見込む。都は公共施設の整備向けの基金や都有地の売却などで財源を確保する考えだが、景気悪化で足元の都税収入は落ち込んでおり、大規模改修は財政運営の重荷となる。」

 ニュースの元となった東京都の発表はこちら
http://www.metro.tokyo.jp/INET/KEIKAKU/2009/02/70j2a200.htm

特に本庁舎は「完成から17年が過ぎ、給排水設備や電気設備が劣化し、99―07年度には計約2万8000件の故障が発生。空調設備の修繕回数が年々増加傾向にあるなど、耐用年数の限界を迎えつつあった。」 シンボル性はある建物ですが、長期の維持を含めたコストバランスを含めどうだったんでしょうか。という検証が必要ではないでしょうか。

 年に900億円。。。約7500円/年人なり。都民としても心配なところですが、各市町村とも老朽化した公共施設は多くあり、将来の維持費などの検討・情報公開が必要と思われます。

西東京市財政白書

西東京市財政白書 平成19年度決算
http://www.city.nishitokyo.lg.jp/siseizyoho/zaisei/hakusyo/index.html
平成20年10月に作成。 4回目の発行です。

構成はスタンダード。西東京市の特徴として合併でできた市であるということ。
 合併したらお金をたくさんあげるよ!
 借金してもいいよ!
と国から言われていたのですが、気がついたらお金がもらえる期限が迫っており(13億円分)
借金してもよいと言われた100億円もそのうち返さなければなりません。
 今後大変そうです。

市民版財政白書が完成したそうです。「合併を市民が検証する 西東京市民白書」
 http://members.jcom.home.ne.jp/hakusho/index.html
 今後財政面を含めた検討をする ということで
 昨年11月に 「西東京市財政講座の集い」 から
 「クイズわが町のだいどころ事情」が発行されました。 定価500円とのこと。
  http://kajii-takuta.blog.ocn.ne.jp/blog/2008/11/post_2ebf.html
   (上記はその紹介のページ参照)
 市民一人あたりの金額を、他市との比較をしながら分析し、それをクイズ形式で編集して親しみやすくしているということで、非常に斬新かつ面白い試みだと思います。