2009年3月3日火曜日

連載 財政白書の未来 第10回(最終回)

今回は第10回まとめです。(前回はこちら) (目次はこちら

財政白書の未来 第十回 まとめ

 これまで1~9回にわたって財政白書(行政のそして市民の)の将来について考察してきました。大体5回ぐらいのシリーズを想定していたのですが、書いているうちに長くなってしまい分割したものや、後からテーマを思いついたものもあり、全体で10回になってしまいました。
 内容は現在に近いもの、かなり将来のこと、確実に起こりそうなこと、ほとんど願望に近いこと、いろいろあります。書いている本人も具体像が見えないものも多くあります。
 最後に、今後の注目課題・検討研究課題をいくつか挙げて本稿を終わりとしたいと思います。
 これらについて後から思いつくことがあれば、後日まとめてコラムにできればと思っています。

・ これから総論編はどう広がっていくのか。
  ~ 全国的に見れば財政白書作成の動きはまだこれからです。これからどのような展開を見せて広がるのか。広がるためには何がポイントなのか。
・ 各論編の発展方向 ~ 市民側及び行政側双方において
・ モジュール化とネットワーク化の担い手
・ 市民側の財政白書を通じた行政とのコミュニケーションの形態
・ 上記を通じた市民参画の新しい形

 日野市財政を考える会では、各論編や動画編の作成を通じて新しい展開に挑戦するとともに、個人的には財政白書を作りたい、市の財政に興味がある人たちのために、有用な情報・ツールを今後少しずつでも提供していきたいと考えております。