2009年3月9日月曜日

宮大生が県財政白書

2009年3月7日 読売新聞 より

宮崎大教育文化学部の学生が、県の財政白書を作成し、7日午後1時から宮崎市のカリーノ宮崎・コミュニティホールで発表会を開く。過去20年分の決算統計書を独自に分析していて、学生たちは『多くの人が財政状況に関心を持つきっかけになれば』と期待を込める。(毛利雅史)」

 財政学ゼミに所属する3年生6人が、2007年10月から課外活動で作業を始めたようです。
 県財政課に依頼して過去の資料を入手し、年度ごとの歳入、歳出などをカードに集計。一般市民にはなじみの薄い専門用語を解説しながら、財政力を示す数値などをグラフを使ってわかりやすく説明しているとのこと。

 指導したのは入谷貴夫教授(地方財政論)とのことです。

 記事にもありますが、県レベルの財政白書は珍しい。 国と市の中間でいろいろとまとめ方も難しかったと思います。
 内容はわかりませんが、大変興味ありますね。

西多摩その他財政資料

今日で西多摩シリーズは終了です。
 実は他の町は行政としての財政白書はWeb上にはありません。(たぶん発行していません。)
 
 日の出町では、日の出町の財政を学ぶ会が「住民の目線で見る日の出町の財政」を 2006年に発行しています。

 注目は瑞穂町。この町は決算書、予算書、事務報告書をすべてHP上に載せています。
  http://www.town.mizuho.tokyo.jp/gyousei/yosan2.html
 決算書・予算書には巻末の財産調書などの資料も載せています。拍手。
 事務報告書がそのまま載っているのも初めて見ました。

 これで財政白書の紹介の連載はひとまず終了です。
 今後は「財政白書を作りたい」「財政についてもっと知りたい」という場合に
  「どの市の資料が参考になるか?」 という視点でまとめてみたいと思います。

 ちょっと時間をいただきますが、気長に待っていただければと思います。