日野市財政白書平成21年度版の解説。
今日解説する動画は「お金の使い道」(動画へのリンクはこちら)。
動画の台詞を色文字で示し、解説を黒文字で書いています。
今日は昨日途中まで説明した民生費の続きから。
「子どものための福祉にはどのようなものがありますか。」
「そうですね。例えば保育園や児童手当、乳幼児医療費の補助や児童館などです。そのうち公立と私立の保育園の運営のためのお金が児童福祉費の約半分を占めています。」
児童福祉費には日野市では次のような項目があります。
1児童福祉総務費 ~
児童手当、児童扶養手当、子ども医療費助成、子ども家庭支援センター、認証保育など
2児童運営費 ~ 要は民間保育園への補助
3ひとり親福祉費 ~ 端的に言えば母子家庭への福祉
4保育園費~公立保育園の費用
5児童館費
6青少年育成費
7地域子育て支援対策費
児童福祉総務費が各種手当てがあるので、33億円と多い。これに保育園関係をあわせると児童福祉費の9割ぐらいになります。
「次に多いのは教育費の81億円ですね。」
「教育費の内容についてはこちらをご覧ください。
教育費に含まれるものは、小学校や中学校に関する費用。教育総務費は教育委員会や学童クラブなどの費用。それから図書館などの社会教育費、幼稚園費や体育費があります。」
教育費の項としては、スライドに示されている6つの項目(総務費、小学校費、中学校費、幼稚園費、社会教育費、体育費)。
教育総務費以外は名前を見れば大体どういう内容かわかるのでは。
ちなみに教育総務費の中には、放課後こども育成費があります。学童クラブですが、これは2年ぐらい前までは児童福祉費の中の学童クラブ費に分類されていました。
担当は子育て課のままですが。
「建設費はどこの学校に使われましたか。」
「平成20年度は主に七生緑小学校の耐震工事や増築工事、それから第一中学校の建替えのために使われています。」
なぜここで建設費の話をだしたかというと、将来の課題のところで小中学校の建物の老朽化への対応の話が出るからです。
※なお前日以前の部分を含めコメンタリーは、このページにまとめておいてあります。