2010年1月9日土曜日

財政白書各論を作る 下水道6

前回の続きです。
 しかし字を大きくすると一行あたりの文字数が異様に少なくて画面の小さいPCは読みにくい。
 普通のPCは大丈夫なのかな。今回からまた文字の大きさを戻します。
 行間がもう少しあればいいのに。

 今回は下水道経営指標のファイルから。(リンク先等は前回投稿参考。)
 使用料単価(立米あたり)
   日野市  130.48円
   八王子市 122.08円
   立川市  141.18円
   府中市  77.25円
   昭島市  125円
   多摩市  144.24円
   国立市  121.88円

 汚水処理原価(立米あたり)カッコ内そのうち維持管理
  日野市  154.05円(63.24)
  八王子市 109.15円(60.60)
  立川市  142.90円(57.37)
  府中市  69.69円(53.15)
  昭島市  124.99円(54.5)
  多摩市 113.20円(79.02)
  国立市 142.08円(63.49)

  日野市は汚水処理原価が高いのがわかります。その主な原因は維持管理費以外(つまり整備費?)の費用がかかっているからと思われます。
 使用料の単価が安いところは、原価も安い傾向にあります。(汚水は使用者負担の原則からすると当然)逆に日野市、立川市、国立市では汚水の処理料により係る費用がまかなえていないことになります。立川市はほぼ同じですが、日野と国立がその差が多いのが気になります。
 
 前々回、汚水処理費用が使用料でまかなえているか決算書からではわからないとコメントしましたが、ここでわかるのか。なるほど。