2009年2月6日金曜日

昭島市の財政白書

昭島市は「昭島の財政」というタイトルで平成14年度決算から財政白書を出しています。
最新版は平成18年度決算版が平成19年12月に公表されています。

 http://www.city.akishima.lg.jp/1080yosankessan/108108hakusyo/

 普通会計決算に基づき各項目のここ15年間の推移を元に説明しています。
 分析の特徴としては、福祉関係(高齢者、生活保護、保育園など)について受益者一人当たりのサービス受給額と市の負担をまとめていること。 → 受益者負担の見直しが必要としている。
 財政上の課題としては、財源不足を基金の取崩しと赤字公債(要は借金ね)でまかなっており、赤字地方債が市債残高の半分を占めていることが特徴ではないか? と思いました。
  赤字公債って何かは後日説明しないといけないですね・・・・・。
 全般的にはわざわざ噛み砕いた説明はしてないものの、各ページに用語解説があり、特色があるわけではないけれどもしっかりと作っている感じがしました。

三位一体改革とは

各市の財政白書を見ると必ずといってよいほど出てくる「三位一体改革」
 そもそもこれってなあに?ということについて説明したページ。
 総務省のページもあるけれども比較的わかりやすいページを紹介します。
 三位一体改革の趣旨
   http://allabout.co.jp/career/politicsabc/closeup/CU20040626A/
 その後にさらにこのページ
   http://allabout.co.jp/career/politicsabc/closeup/CU20071206A/
  を読むと2004年当時の趣旨とその後2008年現在どういう状況になっているかがわかります。

 また三位一体改革の問題点が漫画でわかるページ
   http://www.bunken.nga.gr.jp/magazine/no1/p1.html
  平成16年ごろに出ていますが、ここで示されている問題は基本的には現状も変わっていません。

 三位一体改革の交付税改革にあわせて出てきた臨時財政対策債については、各市とも問題と認識していますが
 何しろ説明する対象が複雑なので、わかりやすい説明がなかなか難しいようです。

 これについてわかりやすい解説を試みようと思いますので、しばらくお待ちください。