環境首都コンテストとは、環境首都コンテスト全国ネットワークという12の環境NGOのネットワークが主催するコンテスト。各自治体に参加を呼びかけ、参加した自治体へアンケート、ヒアリングを行い、環境への取り組みについて上位の自治体などを表彰し、先進事例については事例集などを発行しています。
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http://eco-capital.net/modules/project/ecocap/日野市は「市民が市民のためにわかりやすくつくる財政白書」の取り組みが、先進事例の特別表彰を受けたということで、本日表彰状の授与が行われました。コンテストの趣旨からすると日野市が表彰をうけるということなのですが、「健全財政を考える会に授与してほしい」との市の希望により、われわれが表彰状を受け取ることになりました。
今日は、環境首都コンテストネットワークの環境NGOのひとつである 「ただすのもり環境学習研究所」の山田代表、馬場市長、環境部長、財政課長、環境保全課・財政課・市長公室の方々にご参加いただきました。日野CATVの方にも来ていただきました。
健全財政を考える会からは菊地代表、古屋さんと私が出席しました。
最初に山田さんからコンテストの趣旨と審査結果を報告いただきました。
日野市は環境基本計画、緑地の保全などで平均点よりかなり高いとのこと。また日野市の財政白書は経済の面から「持続可能な社会」づくりに貢献、特に市民との協働による作っているという点が高く評価されたとのこと。
表彰状をいただいた後、菊地代表の挨拶がありました。
御礼の言葉とともに
「大変名誉なことで、今後は財政面で負の遺産を子ども達に残さないように行政のチェックを進めるとともに、今後は、環境を守り、豊かな社会を子ども達に引き継ぐ視点をもって、活動を展開したい。」
とお話しました。またメンバーから一言ずつということで、
古屋さんからは
「この会を通じて行政職員と市民が切磋琢磨することができた。財政への意識は少しずつ高まっている。」
という話をいただきました。
(あまりよく覚えていなくてすみません・・・・)
私からは
「財政問題は環境問題、環境も財政も一人一人が自分の良いようにやっていたら、全体がダメになってしまう。一人一人が自分を律しなければならないという意味で、厳しいことも言わなければならない。2001年に会が始まった当時に比べ、財政への関心が高まっている。先日「子どもに財政負担のつけを残さない」ことを掲げた候補が市長に当選しているように、世の中変わってきている。そのような中、白書を通じて市民の財政リテラシーを高めること、市民と行政とのコミュニケーションによるよいガバナンスの実現に少しでも貢献していきたい。」
というような話を差し上げました。(自分の部分だけよく覚えててすみません。)
市長からは
「このような市民がいることが市の誇りであり、市民と協働で財政、環境の両面の配慮したまちづくりを進めていきたい。」
とのお話をいただきました。
今後もこれを励みにして、新しい財政白書づくりに取り掛かりたいと思います。
考える会のHPにも紹介されておりますので、
こちらもご覧ください。