神奈川新聞1月12日
「南足柄市などがデザインを公募した「足柄山の金太郎」をモチーフにした観光PRキャラクターに寄せられた戦隊ヒーロー風の作品「キンタローマン」。子 どもから圧倒的な人気を集め、市民投票では126票を得て断トツの1位。だが、デザインが奇抜過ぎたのか、最終審査では、投票12位(13票)の作品に最
優秀の座を奪われ、2番手の優秀賞に泣いた。「まさかの大逆転」と市民や市議からは疑問や驚きの声が上がっている。」 確かに優秀賞のキンタローマンは異彩を放っている。
他はキンタローマンというよりはただの”金太郎”ではないの?というつっこみが入りそう。
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「金太郎がピンク色だったり、女の子だったり。愛らしくユニークな作品が集まる中で、異彩を放っていたのがキンタローマンだった。甲冑(かっちゅう)風の衣装を身にまとう筋肉質の成人男性。「金」の赤い腹掛けに、ふっくらと健康そうな男の子が斧(おの)を担ぐという一般的な金太郎像とは違う奇抜さが目を引いた。
「 市民投票では2位の作品(78票)に大差をつけた。「小中学生から圧倒的な人気を集めた」(市)。市によると、昨年暮れの最終審査には市長や有識者らが審査員になった。キンタローマンを「斬新」、「若い世代に/人気が出るかも」と評価する声もあった。しかし、奇抜さに難色を示す意見や「キャラクターグッズを作りやすい方がいい」との意見が大勢を占め、結果は次点となった。
キンタローマンに投票した少年は最優秀の作品を見て「これもいいけど、126票が13票に負けるなんて」と驚く。ある市議は「市民と審査員の感覚にずれがありすぎる。市民投票なんてやらなければいいのに」と話す。」
確かに、投票で二位を選ぶならともかく、12位のキャラクターが選ばれたということですが。なぜ2位ではなかったかは不明。
そういえば投票下位のものが選ばれたといえば、国鉄がJRになったときに「国電」という名称をどうするかというので名称を応募したことがありましたが、このときは20位の「E電」が選ばれました。
「E電」と発表したとき、審査委員長の小林氏が「あれっ」というような表情をしたような記憶があります。
さて南足柄のキンタローマンはE電とならずに、キャラクターとして定着するでしょうか。