2010年3月31日水曜日

東洋大学公民連携成果発表会に参加しました。その2

昨日のブログの記事の続きです。
5つの事例発表の後は、今後の計画ということで、サム田渕氏より、構想発表。
一つはMPAという自治体経営の専門家を養成するコースを作ること。
もう一つはPPPのアジアの会議体を作ること。

MPA(Master of Public Administrationかな)で思ったのですが、MBAの反省を活かさなければならないなと。結局日本では会社を構成する人を経営層とそれ以外に分けて、経営者はその専門家といわれる人が落下傘的にくるということにはなじめなかったように思います。
MBAがまだ日本で活かしきれないように、というかそれ以上にMPAは壁があるようにも思います。
むしろ、現在公務員である人にとって魅力のあるコースにして、能力を高めるようにしたほうがよいかも。

その後は加西市の中川市長、新宿区の中山区長、東洋大の中北教授によるパネルディスカッションでした。あらためて、首長のリーダーシップの重要さを感じました。
 あと新宿区は9人に一人が外国籍、二十歳だと四人に一人が外国籍ということには驚き。
 「財政が豊かな自治体ほど、変わらなければという思いがもてず、かえって遅れるのではないか。」というのにはなるほどと思いました。

その後ネットワーキングということで、以前東洋大でお話させていただいたときの受講生の方とも久しぶりにお話できました。またツイッターでフォローしている宇都宮の西さんにも会うことができましたが、前でお話された蔵田さんや片桐さんがツイッターでフォローしていた方だと、最後まで気づかず。不覚。
ツイッターの写真で本人を判定するというのは実は結構難しいものだとわかりました。

 長い時間でしたが内容が濃く、実に有意義な発表会及び交流会でした。