2010年4月30日金曜日

動画の公開から約1ヶ月

このブログでは4月8日付けの記事で動画版の公開を紹介しましたが、日野市のHPでは3月29日に公開されてました。
公開されてから1ヶ月。YouTubeで公開しているので、再生の状況がわかります。
これもYouTubeで公開するメリットですね。

合計の再生回数は578回。そのうち「はじめに」が255回で一番みられています。次が138回の「1財政って何」なので、ビデオを見た人の半分ははじめにしか見ていないという計算・・・・。
再生回数は 2:101→3:65→4:75→5:71。 なぜか3が一番みられていない。
 やっぱり長いためかどうかわかりませんが、全部見てもらうのは大変ということですかね。

 3月29日から4月7日までに62回(内輪の再生が多いのかも)。4月8日からの10日間で103回。4月18日からの10日間で396回再生されています。

 再生が一番多かったのは4月19日の98回。二番目が4月22日の74回。三番目が4月21日の67回。
 4月19日に行政改革COMの記事で紹介されたのが大きいのかもしれません。

 外部リンクからの参照が一番多く55%。日野市のHPからのアクセスが多いようです。私のHPからも少々。
 
今後ともたまにご報告します。

動画版コメンタリー 歳入まとめ

日野市財政白書平成21年度版の解説です。
今日解説する動画は「お金の調達」(動画へのリンクは
こちら)。
動画中のスライドはこちら(PDFです。)

私が話している部分を青。相方が話している部分を茶色。であらわし、コメントを黒文字で標記します。

「そうだったんですか。私たちの納めた税金がどのような使われ方をしているか。ますます興味がわいてきた気がします。」

「それはとてもよいことですね。ちなみに、市民が負担しているものとして税金の他に保育園の負担金やごみ処理料などがあります。こうした手数料や使用料の負担は合計約20億円になります。」

使用料については、細かい話をすると道路使用料などは電力会社やガス会社が払っている(つまり法人が払っている)ものが相当あったりするのですが、ややこしくなるので省略しました。

なお、主なものは、ごみ処理の手数料の6.5億円、保育園の保護者の負担金の5.4億円、市営住宅の使用料の1.9億円があります。

ところで、負担金とか手数料とか使用料といういろいろな言葉が使われているのですが、その違いは?

というと、手数料は人的サービスに対する対価、使用料は施設の使用に対する対価という性質らしい。

では負担金はというと、公共事業を行う場合に特にその事業に関係あるものから徴収する金銭のことのようです。

「そうなんですか。使用料は安いほうがよいですが、使用料が減ればその分は税金を使うことになりますね。つまり、結局他の市民が負担するということになるのですね。」

「そうですね。行政サービスを受ける人とそうでない人で費用をどう分担するかは大変難しい問題です。でもそれを最終的に決めるのは私たちです。お金の使われかたに加えて、負担のあり方を考えることもとても大事なことなのです。」

 お金の使われ方だけではなく、負担のあり方についても重要という話をここで入れられないか。
 という話があったので、どういれようかと悩んだ末にこのフレーズを入れました。

※なお前日以前の部分を含めコメンタリーは、このページにまとめておいてあります。

調布市公共施設管理計画

朝日新聞 4月27日
「調布市 公共施設の改修、3カ年計画公表」

「調布市は、市内の公共建築物の維持・保全に向けて整備方針などを盛り込んだ初の「維持保全計画」を作り、個別施設の改修計画を公表した。2010年度から3カ年の改修内容や予算編成の目安になる年度別の事業費を具体的に示している。公共施設を身近に感じてもらおう、という都内でも珍しい試みだ。 」

日野市も現在2020年に向けた総合計画を立てようとしている中。公共施設のマネジメントは非常に重要な課題です。公共施設については、藤沢市や中央区の事例を取り上げましたが、今回は調布市の話題です。

 調布市の関連するページのリンクはこちら

 まずは市内の公共施設(302箇所!)を分析、老朽化の状況や、将来的な事業費の試算も行っています。日野市としても非常に参考になると思います。

 記事では企画課のコメントとして「市政策企画課は「身近な公共施設の改修の有無は市民の関心事。具体的な改修時期や内容、事業費も公開することで親しみも増すのでは」とのこと。


2010年4月29日木曜日

日野市:街盛り上げよう!市民が歌と演奏 テーマ曲のCD完成

毎日新聞 4月29日

「日野市や市商工会青年部などが製作していた市のテーマ曲「そらに響け!ヒノソング」のCDが完成し、28日、同市役所でお披露目された。」

記事によると、歌の力で街を盛り上げようと約1年前に市などが企画、作詞作曲はテレビ番組の楽曲提供などで活躍する谷口国博さん(39)、歌や演奏はオーディションで選ばれた市民。
会議で市役所にいった際に、総合計画にも参加されていた青年会議所の方と市の教育関係の方が、夜遅くまでオーディションについて真剣に打ち合わせしていたのを覚えています。

「誰も選ばれなかったらどうしよう。」というようなことも心配していましたが、12人の市民が歌で参加しているそうです。 豊田駅の発車チャイムなど、最近音楽関係の話題が多いですね。
CDは発売されないようですが。

動画版コメンタリー 国からのお金など

日野市財政白書平成21年度版の解説です。
今日解説する動画は「お金の調達」(動画へのリンクは
こちら)。
動画中のスライドはこちら(PDFです。)

私が話している部分を青。相方が話している部分を茶色。であらわし、コメントを黒文字で標記します。

 当初歳入については、手数料や国や都からのお金についても、ある程度説明する内容となっていました。
 最終的には、流れが悪くなることと、冗長な感じがすることから、手数料については、市民の負担のあり方を考えるという内容に混ぜ込み。国や都については省略しました。
 ちなみに当初は下記のようなスライドを考えていました。

 説明としては、「国や都からはいろいろな名前のお金が入ってきています。
 それらを大きく分けると、特に使い道を指定しない一般財源と、使い道が決まっている特定財源があります。一般財源は国からのものと都からのものをあわせて約33億円です。残りが使途が定められている特定財源で合計約107億円になります。」
「国からの特定財源で最も多いのが生活保護費の負担金で18.7億円、その他の主なものとして障害者福祉の6.5億円、児童手当の5.8億円gなあります。」
「また都からの特定財源の主なものとしては、児童福祉費関係の11億円、児童手当の6.6億円、障害者福祉の5.8億円があります。」
「福祉関係が多いのですね。」
「そうですね。法律で市が行うことを義務付けているものについては国が経費の一部を負担することが法令で定めれています。そのようなものを『国庫負担金』といいます。
 福祉関係は法律によってその実施と実施の基準が定められていることが多いためと思われます。」

こうやって書いてみると、われながらちょっと難しいですね。

歳出の説明では、単に何にどれだけ使っているという説明だけでしたが、実は財源も重要です。
人によっては福祉は補助が多いから増えてもよいのだ。という人もいます。
国民総体としてみれば、みんなで負担するので、あまり健全な考え方ではないようにおもいますが。

ちなみに一般財源の投入額(一般会計)のランキングは以下。カッコ内は総額です。
1位 民生費113億円 (203億円)
2位 教育費61億円(81億円)
3位 総務費56億円(73億円)
4位 衛生費42億円(51億円)
5位 土木費37億円(52億円)
6位 公債費32億円(32億円)
 順位は総額の場合とあまり変わりません。

※なお前日以前の部分を含めコメンタリーは、このページにまとめておいてあります

動画版コメンタリー 市税の話

日野市財政白書平成21年度版の解説です。
今日解説する動画は「お金の調達」(動画へのリンクは
こちら)。
動画中のスライドはこちら(PDFです。)

私が話している部分を青。相方が話している部分を茶色。であらわし、コメントを黒文字で標記します。

大まかな歳入の内訳説明後の説明です。
「市民や市内の企業が支払っている部分が多いということですね。」
「そうです。そのうちのほとんどを占める302億円が市税です。」
「市税うち最も多いのが個人が払っている市民税で約132億円、次が固定資産税で110億円。
 そして三番目が企業からの市民税で29億円、次が都市計画税の21億円となっています。」
「大企業が多いわりに法人からの税収が少ないのですね。」
「そうですね。その理由は法人の利益にかかる税金のうち80%以上が都や国の収入になるためです。

法人の利益に係る税金には「法人税」「住民税」「事業税」があります。
法人税の税率は法人の課税所得(≒利益)の30%、事業税は課税所得の10.08%(その他いろいろ条件があるがここでは省略)、住民税は法人税の20.7% うち 市が14.7%、都が6%。

つまり、課税所得が1億円あると、国(法人税)に2700万円ぐらい、都に(事業税と都民税)で1160万円ぐらい、市に400万円ぐらいが入る計算になります。

 個人の市民税の方が法人の市民税より多いばかりでなく、固定資産税や都市計画税も、個人の方が企業よりも多く税金を納めています。
 このように、日野市に入る税金の大半は日野市の住民が払っているのです。
 つまり日野市の財政は他の誰かではない、私たち一人ひとりが支えているのです。」

このパートで言いたいことのメインは「財政は私たち一人ひとりが支えている」ということ。

今回は日野市の財政ということで、「私たち一人ひとりが支えている」と説明できましたが、そのように説明できる自治体ばかりではないのも事実です。

たとえば人口一万人に満たない町村は平均すると地方交付税が40%以上を占め、地方税は2割もありません。そういうところではどう説明したらよいのか。
あるいは企業からの税収がほとんどを占める場合にはどう説明したらよいのか。

自分のまちの財政は自分以外の誰かが支えている。と思ったとたんに、財政運営が甘くなってしまうものなのかもしれません。国や都からのお金といっても、結局は原資はわれわれの税金なのです。

市民以外が行政費用を負担してくれるというのは、一見するとよいことのように思います。
でも、そうなったときに本当に市民を向いた行政ができるのかどうか。お金をくれる国のほうを向いたり、特定の企業を向いた政策を行わざるを得ないのではないか。また市民も他の誰かが負担するのだから、と行政の無駄に対する見方が甘くなってしまうかもしれません。

※なお前日以前の部分を含めコメンタリーは、このページにまとめておいてあります

行政経営フォーラムのツイッタープチ例会に参加しました。

先月の3月19日に続き、標記のツイッタープチ例会に参加しました。
 今回は「今年度の目標は?」ということでしたが、「内閣制議会にする!」という発言から、議会関係の話が盛り上がりました。そのほかは役所の殻を破るには?から、役所の外にどう引き出してくるかというような話とか。
 私からは、財政白書を作るぞ!という目標を掲げるとともに、議会の話などにも参加させていただきました。また来月もありそうで楽しみです。

2010年4月28日水曜日

国民保険税の話


「国民健康保険法第76条では、徴収方式に保険料方式を定めているが、大半の自治体で保険税方式を採用している。保険料方式の徴収権の時効は2年であるが、保険税方式は5年になることに加え、滞納処分の優先順位が税方式の方が高くなるためである。」

 なるほど。どうして保険料と保険税があるのか。なぜ税という名前なのか、かねてから不思議に思っていたのですが、こんなところに答えがあるとは。
 時効と債権の優先順位だったのですね。。。

2010年4月27日火曜日

ブックセンターいとう

ブックレビューで取り上げる経済学関係の本はブックセンターいとうの東中野本店で買っていることが多いです。東中野本店は中央大学に近いためか政治経済関係の教科書のとなる本がたくさん。
普通の書店ではなかなか手に入らないものもあり、重宝しております。

動画版コメンタリー お金の調達

日野市財政白書平成21年度版の解説です。
今日解説する動画は「お金の調達」(動画へのリンクは
こちら)。
動画中のスライドはこちら(PDFです。)

私が話している部分を青。相方が話している部分を茶色。であらわし、コメントを黒文字で標記します。

3番目(はじめにをいれると4番目)のビデオは歳入についてです。
普通は歳入から説明するものなのかもしれませんが、まず市がどういう仕事をしているのかを実感いただくために、最初に歳出の話をしてその後歳入の話をするという流れにしました。

「日野市ではずいぶんといろいろなことにお金が使われていますね。
 このようないろいろ仕事をするためのお金はどうやってまかなっているのでしょうか。」

「はい、こちらをご覧ください。こちらは平成20年度の一般会計の歳入の内訳です。
 市税などが最も多く335億円と全体の約60%を占めています。
 市民一人当たりにすると約19.3万円という計算になります。
 また国や都からのお金は約140億円。
 それから市の借金である市債が約33億円、
 市の貯金である基金からの繰入金や前の年からの繰越金が約32億円となっています。
 簡単にいえば、この青い部分(市税など)が市内の住民や企業から調達している部分、
 緑の部分が国や都からもらっている部分、
 黄色の部分(市債)が未来の市民が負担する部分、
 赤の部分(基金からの繰入金、繰越金)は過去の市民が負担した部分ということになります。

 予算書や決算書の歳入項目には国や都からの交付金の項目がやたらと細かくあります。

 それを一つ一つ説明していくと、それだけで時間がかかる上に退屈、かつ金額的にはマイナーなので、国や都からのお金ということでまとめてしまいました。

 歳入を分類して説明する際には
 「自主財源 と 依存財源」 又は
 「一般財源 と 特定財源」
 に分けるのが、一般的ですが。ここでは負担元で4つに分けています。

 たぶんこういうわけ方をしているのは今のところわれわれだけかもしれません。
 (要はイレギュラーということ。)
 「市内の住民や企業が負担」+「過去の市民が負担」=自主財源
 「国や都から調達」+「未来の市民が負担」=依存財源
  となると思います。

 実は過去の市民、未来の市民と簡単に書いていますが、過去の分も「市民から」と「国や都から」が混在しており、未来についても同様なのですが、日野市の場合は自主財源が多いので単に市民からとしても大勢には影響なかろうということで、こういう表現としています。

※なお前日以前の部分を含めコメンタリーは、このページにまとめておいてあります。

新党ブームに思う

いろいろな新党が雨後の筍のようにできています。誰が参加するとか、参院選で何議席とか目先の政局の報道が多いようですが、ここは一歩引いて考えてみました。
○自民と民主は同業他社?
 日本の現在の二大政党は自民党と民主党ですが、同じ党でもかなり考え方が違う人がいたり、逆に似ている考えの人がそれぞれの党にいたりします。あえて例えれば同業他社に近い感じがします。
○理念政党か立場政党か
 政治理念で分かれているというよりも、当選時の党勢や所属した組織や個人的縁など、それぞれのその時の立場によって政党が分かれているような感じがします。いわば立場政党ともいえるでしょう。
 これまで自民党は与党という立場という紐帯で結ばれていたものが、結び付けているものがなくなり考え方が違う人が新しい党を作っているという状況かと思います。また両方の党と違う考えの人がまとまって新しい党ができはじめています。
 今後、民主党も分かれて、理念が近い人がまとまっていき、日本の政党が理念政党化してくるのか、立場政党のままなのか。それは私にはわかりません。
○理念の軸をどこに持つか?
 理念によって集まるといっても、政治的なアジェンダは数多くあり、何を理念の軸にして集まるかは簡単ではありません。
 資本主義か社会主義か。資本家か労働者かという軸が大きかったころがありましたが、今はメインの軸ではなくなってきています。(といってもこれにまだ引きずられている人もいます。)
 現在の日本において対立軸を何にするのか。外国との関係が軸になるのか。自由重視か平等重視かが軸になるのか。その点はまだまだ定まっていないように思われます。
 というかまだ”非自民””非民主”という立場で集まっている面がまだ大きいように思います。
 まあ投票する側にもいえることかもしれませんが。
○マニフェストの憂鬱
 マニフェストには何十項目という政策が並んでいます。ある党に投票したからといってその政策全てに賛成して投票する人はまずいません。でもマニフェストの項目のうち自分が賛成するものは約束だから必ず実行されるものと思い、自分が反対するものは反対意見が大きければやらないでもらえるのではないかと思いがちな気がします。つまり、どうやっても投票した側には不満が残ると。
 後から知った情報や情勢の変化により何をするかは臨機応変にすべき部分もあり、マニフェストのあり方が今の形でよいのか?という疑問もあります。
 それではどのようなマニフェストがよいのか。目標を示して、やり方はお任せか。理念だけ示してついてこいか。なかなかよいアイデアが浮かびません。

新城市長のブログで動画版を紹介いただきました。

新城市長が個人的にもブログを作成していますが、そこで紹介されました。
 新城市は環境首都コンテストにも参加しており、今年も5位だそうです。(日野市より遥かに上位)

 職員からの情報で日野市財政白書の動画版を知ったとのこと。

 財政とはなにか 4月23日記事(記事自体は名古屋の乱に思う)
  後者の記事では、「みんなから集めたお金をみんなのために使う仕組み」
  の部分をさらに深掘りして考察しており、ぜひとも多くの方に読んでいただきたいと思いました。
  4月26日の「賢人と呼ばれるまで」の記事も読み応えがあります。お勧めです。

2010年4月26日月曜日

気になる本 経済学史講義

古本屋でしばらく前で買いました。
宮崎犀一、和田重司、上野格編 新評論 1985年発行

経済学を専攻したわけではないので、不思議に思っていたのですが、経済学では他の学問に比べてその学問自体の歴史が重要視されており、経済学史は経済学のカリキュラムに必ずあるものになっているようです。
 物理学の場合は新しい理論が発見されたからといって、地球や太陽が「あっ、そうだったのか。」と気づいてその運行を変えることはありませんが、経済学の場合は新しい理論が経済そのものを変えるように働くということがあるという違いがあるのではないかと。

 さて、経済学史の中から気になるところとして、ケインズ経済学の部分を。
 ケインズというと有効需要理論。最近は「公共事業がんがんやって需要を増やせば景気よくなる論者」のように言われています。
 が、その重要な前段として「現在の経済活動が不確実な将来に対する予想によって動かされる」という認識に立ち、「不安が増大すれば貨幣を保有し、設備投資や消費を抑制する。」と指摘しています。

 現状で借金を積み重ねることが国民の将来に対する予想を変えるものなのか?
 ケインズが見直されているらしいですが、単に公共支出を増やすネタにせず、もう一段踏み込んで考えてみることが重要かと思います。
 

動画版コメンタリー 歳出まとめ

日野市財政白書平成21年度版。
今日解説する動画は「お金の使い道」(動画へのリンクは
こちら)。
動画中のスライドはこちら(PDFです。)

私が話している部分を青。相方が話している部分を茶色。であらわし、コメントを黒文字で標記します。

「こうして改めてみると、本当にいろいろなことに、お金が使われているのですね。」
「そうですね。少しでも財政を身近なものと感じていただいて、市民生活を支えている財政の重要さを感じていただければと思います。」

以上が、市が何にお金を使っているかの説明の部分でした。
構想段階では、こういう分類ではなく
「市民にとって見れば、決算書の分類や一般会計と特別会計の区別はあまり関係ないのではないか?」
と思い、歳出が多いものベスト20をあげてみてはと思って作ってみました。
実際にはかえって後々説明しにくくなるので、ノーマルな説明にしましたが。
それに、どう分けるかで順番ってすぐ変わってしまいますからね。

ちなみにその際のベスト20(その時点では平成20年度決算が出ていなかったので平成19年度決算です。傾向としてはあまりかわらないかと。)は、

1位 医療費の給付(国民健康保険)101億円
2位 医療費の給付(老人保健)100億円→平成20年度はなくなる
3位 介護サービスの給付(介護保険)74億円
4位 借金の返済(特別会計・一般会計合計)63億円
5位 保育園関係(公立・私立合計)48億円
6位 小学校関係 39億円
7位 土地区画整理事業の施行 36億円
8位 市役所の一般管理費 36億円
9位 高齢者の福祉費 29億円
10位 生活保護費 28億円
11位 ごみの収集処理 28億円
12位 老人保健拠出(国民健康保険)25億円
13位 下水道の建設管理(借金除く)25億円
14位 障害者関係福祉 24億円
15位 児童手当・医療費支援 23億円
16位 消防費 21億円
17位 都市計画費(区画整理を除く) 18億円
18位 中学校関係 18億円
19位 基金の積立 16億円
20位 社会教育費 12億円

でした。こうい分け方をすると少し違ったイメージで見えたかもしれませんね。

※なお前日以前の部分を含めコメンタリーは、このページにまとめておいてあります。