日野市財政白書平成21年度版の解説です。
今日解説する動画は「お金の調達」(動画へのリンクはこちら)。動画中のスライドはこちら(PDFです。)
私が話している部分を青。相方が話している部分を茶色。であらわし、コメントを黒文字で標記します。
当初歳入については、手数料や国や都からのお金についても、ある程度説明する内容となっていました。
最終的には、流れが悪くなることと、冗長な感じがすることから、手数料については、市民の負担のあり方を考えるという内容に混ぜ込み。国や都については省略しました。
ちなみに当初は下記のようなスライドを考えていました。
説明としては、「国や都からはいろいろな名前のお金が入ってきています。
それらを大きく分けると、特に使い道を指定しない一般財源と、使い道が決まっている特定財源があります。一般財源は国からのものと都からのものをあわせて約33億円です。残りが使途が定められている特定財源で合計約107億円になります。」
「国からの特定財源で最も多いのが生活保護費の負担金で18.7億円、その他の主なものとして障害者福祉の6.5億円、児童手当の5.8億円gなあります。」
「また都からの特定財源の主なものとしては、児童福祉費関係の11億円、児童手当の6.6億円、障害者福祉の5.8億円があります。」
「福祉関係が多いのですね。」
「そうですね。法律で市が行うことを義務付けているものについては国が経費の一部を負担することが法令で定めれています。そのようなものを『国庫負担金』といいます。
福祉関係は法律によってその実施と実施の基準が定められていることが多いためと思われます。」
こうやって書いてみると、われながらちょっと難しいですね。
歳出の説明では、単に何にどれだけ使っているという説明だけでしたが、実は財源も重要です。
人によっては福祉は補助が多いから増えてもよいのだ。という人もいます。
国民総体としてみれば、みんなで負担するので、あまり健全な考え方ではないようにおもいますが。
ちなみに一般財源の投入額(一般会計)のランキングは以下。カッコ内は総額です。
1位 民生費113億円 (203億円)
2位 教育費61億円(81億円)
3位 総務費56億円(73億円)
4位 衛生費42億円(51億円)
5位 土木費37億円(52億円)
6位 公債費32億円(32億円)
順位は総額の場合とあまり変わりません。
※なお前日以前の部分を含めコメンタリーは、このページにまとめておいてあります
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