以前の記事で多摩市の行財政白書を紹介しましたが、財政白書(多摩市の財政状況)も出ていました。
紙ベースでは
「平成19年度多摩市の財政白書 ~わかりやすい多摩市の財政状況~」 20年11月に発行。
市役所で販売400円だとか。かなり厚い資料でほぼ印刷代の実費相当と思われます。
(財政を考える会メンバー提供情報)
さらに『多摩市の財政白書』 決算についての解説書も公表されているようです。
2009年2月18日水曜日
連載:財政白書の未来
今回から「財政白書の未来」としてコラムを何回か連載します。
都下では多くの市が財政白書を発表し、発表していない市のほうが少数派になっています。
それに加えて市民が財政白書を次々と発表しています。
そのような中、財政白書の次なる展開はどうなるかということを、一部願望をこめつつ描いてみました。 今回は第0回ということで、サマリーを紹介します。 が連載中に内容が一部変わるかもしれません。
財政白書の未来
第0回 サマリー
都下では多くの市が財政白書を発表し、発表していない市のほうが少数派になっています。
それに加えて市民が財政白書を次々と発表しています。
そのような中、財政白書の次なる展開はどうなるかということを、一部願望をこめつつ描いてみました。 今回は第0回ということで、サマリーを紹介します。 が連載中に内容が一部変わるかもしれません。
財政白書の未来
第0回 サマリー
- 行政および市民による財政白書づくりが広がっており、都下では財政白書を作ること自体は一巡しつつある。
- 今後財政白書は、行政と市民が協働で施策を評価・計画するプラットフォームになる。
- 財政白書は各論指向、計画指向となっていく。
- 総論作成の広がりと各論の深化は同時に進行する。
- 市民による財政分析面では、モジュール化、ネットワーク化が進行する。
- 市民・行政それぞれ異なる動機から動画化への動きが出てくる。
- 市民とのコミュニケーションの巧拙により、政策策定能力に格差が出る時代となる。
- 行政は市民が財政の基礎データを元に分析・評価できる基盤を整えることが重要である。
なんのこっちゃという言葉もあろうかと思いますが、次回以降で説明してまいります。
次回は第一回として「財政白書は次のステージへ」をお送りします。
注)このコラムは筆者個人の見解です。
2009年2月17日火曜日
岡山県・北海道「赤字隠し」
ブックレビュー 日本さん家の家計簿
日本さん家の家計簿 読売新聞経済部 祥伝社 2002年11月発行
財政を考える会のメンバーからいただきました。
この本は、日本の国の財政がどのようになぜ大変なのか、その基本を知りたい方向け。
文字も少なく、物語風にわかりやすく書いてあります。
2002年発行と、出版からやや時間は経っていますが、書いている内容は現在も当てはまる。というかさらに悪い状況になっています。(1/28投稿の借金時計参照)
GoogleBook検索をするとこの本のサマリーが出ています。
あっさりとすごいことを書いてあって面白いので、紹介します。
「日本の国家財政を一般家庭に置き換えると年収468万円。ローンの借り入れ300万円、年ごとの返済167万円、借金の累積は5000万円以上。普通の家ならとっくに破産。」
財政を考える会のメンバーからいただきました。
この本は、日本の国の財政がどのようになぜ大変なのか、その基本を知りたい方向け。
文字も少なく、物語風にわかりやすく書いてあります。
2002年発行と、出版からやや時間は経っていますが、書いている内容は現在も当てはまる。というかさらに悪い状況になっています。(1/28投稿の借金時計参照)
GoogleBook検索をするとこの本のサマリーが出ています。
あっさりとすごいことを書いてあって面白いので、紹介します。
「日本の国家財政を一般家庭に置き換えると年収468万円。ローンの借り入れ300万円、年ごとの返済167万円、借金の累積は5000万円以上。普通の家ならとっくに破産。」
2009年2月16日月曜日
東大和市 市民財政白書
2月15日 読売新聞多摩版から
「市民版財政白書 東大和でも出版。歴史や産業も盛る」
「 東大和市の市民有志が、同市の財政状況についてまとめた白書「まちの財政を解りたい」を出版した。街の歴史や産業についても触れられており、関係者は「財政を通じて、自分たちの街に興味を持ってもらえれば」と話している。
出版したのは「東大和まちの財政をまなぶ会」。「東大和ってどんなところ?」「市財政の全体像」など4部に分け、同市の財政状況について他市と比較しながら解説している。同様の白書作りは多摩地区で盛んだが、江戸末期から現在までの歴史に触れたのが特徴。表やグラフも多用し、難しい財政用語については巻末に解説を付けた。
市財政の悪化を耳にした市民約10人が2000年、「市の財政を考える市民の会」を組織し、定期的に学習会を開いてきた。昨年3月には同会メンバーが、同市内で開かれた地方自治の勉強会「三多摩自治体学校」(多摩住民自治研究所主催)で発表。これを契機に、白書の出版を目指す「まなぶ会」を新たに結成した。
白書によると、同市は基金残高が底をつき、厳しい財政状況に陥っているという。また、人口1人あたりの教育費は多摩地区26市中23位(06年度)、人口1人あたりの中学校費は同最下位(06年度)と、低迷している。まなぶ会世話人代表の尾松伸正さん(67)は「子どもは将来の希望。こんな状態で良いのかと疑問に感じる」と危機感を募らせている。」
2000年から活動なので、日野市財政を考える会と同じぐらいに始まった感じですね。
いろいろと苦労されたと思います。入手されたい方は読売新聞のサイトをご覧ください。
「市民版財政白書 東大和でも出版。歴史や産業も盛る」
「 東大和市の市民有志が、同市の財政状況についてまとめた白書「まちの財政を解りたい」を出版した。街の歴史や産業についても触れられており、関係者は「財政を通じて、自分たちの街に興味を持ってもらえれば」と話している。
出版したのは「東大和まちの財政をまなぶ会」。「東大和ってどんなところ?」「市財政の全体像」など4部に分け、同市の財政状況について他市と比較しながら解説している。同様の白書作りは多摩地区で盛んだが、江戸末期から現在までの歴史に触れたのが特徴。表やグラフも多用し、難しい財政用語については巻末に解説を付けた。
市財政の悪化を耳にした市民約10人が2000年、「市の財政を考える市民の会」を組織し、定期的に学習会を開いてきた。昨年3月には同会メンバーが、同市内で開かれた地方自治の勉強会「三多摩自治体学校」(多摩住民自治研究所主催)で発表。これを契機に、白書の出版を目指す「まなぶ会」を新たに結成した。
白書によると、同市は基金残高が底をつき、厳しい財政状況に陥っているという。また、人口1人あたりの教育費は多摩地区26市中23位(06年度)、人口1人あたりの中学校費は同最下位(06年度)と、低迷している。まなぶ会世話人代表の尾松伸正さん(67)は「子どもは将来の希望。こんな状態で良いのかと疑問に感じる」と危機感を募らせている。」
2000年から活動なので、日野市財政を考える会と同じぐらいに始まった感じですね。
いろいろと苦労されたと思います。入手されたい方は読売新聞のサイトをご覧ください。
北多摩シリーズ
南多摩の各市に続き、北多摩の財政白書を紹介してきましたが、以下はネット上で財政白書が取れないところ。
府中市 財政資料はこちら。
予算については施策体系を含め詳しく説明しているが、決算については必要最小限。
2001年12月に財政白書を出しています。白書を出したのはかなり早い時期でしたが、現在ネットで見ることはできません。
内容は財政危機の原因と危機打開の方策を記載しています。
ちなみに財政危機の根本的な原因として ①減少する市税と拡大する経常的経費
②地方交付税制度 ③過去の収益事業(平和島競艇)により市民サービスが拡大をあげています。
現在でも状況は同じかも。
調布市 白書はネット上にはなし。財政資料はこちら。
ただし18年8月には調布版財政白書ともとれる”市財政の現状と今後の課題”と題した冊子も作成し、配布している。
ちなみに、まちづくりデータブックは秀逸、180ページもあるのに容量はコンパクト。
小金井市 財政資料はこちら。
2004年1月に 「小平市財政白書-いまと明日の小平のために-」が財政課から発行されていますが、残念ながらネットでは見れません。
ちなみに2006年12月議会で”財政白書を作らないのか”という質問に対し、
「財政白書の発行は、今後、市のホームページ上で決算公表の部分を充実させることで対応する」
とのことでしたが、あまり充実していないと思います。
東大和市 財政資料はこちら。
最近、「東大和まちの財政をまなぶ会」が「まちの財政を解りたい」を出版との報道。
これについては別途紹介します。
清瀬市 財政資料はこちら
東久留米市 財政情報はこちら
平成12年に財政白書を作っているようですが、ネットでは取れません。
平成15~16年ごろ市の広報にシリーズで「東久留米市財政危機宣言~破たん回避のために」を掲載、ファイルがばらばらで見づらいですが。興味のあるかたはこちら。
http://www.city.higashikurume.lg.jp/kensaku/tomorrow/asu/gyozaiseimenu.htm
なお市議で作ろうという動きもあるようです。
http://kajii-takuta.blog.ocn.ne.jp/blog/2008/09/post_6681.html
武蔵村山市 財政情報は こちら
これで北多摩シリーズ終了。
ちょっと間をおいて西多摩の財政白書へのリンクを作っていきたいと思います。
府中市 財政資料はこちら。
予算については施策体系を含め詳しく説明しているが、決算については必要最小限。
2001年12月に財政白書を出しています。白書を出したのはかなり早い時期でしたが、現在ネットで見ることはできません。
内容は財政危機の原因と危機打開の方策を記載しています。
ちなみに財政危機の根本的な原因として ①減少する市税と拡大する経常的経費
②地方交付税制度 ③過去の収益事業(平和島競艇)により市民サービスが拡大をあげています。
現在でも状況は同じかも。
調布市 白書はネット上にはなし。財政資料はこちら。
ただし18年8月には調布版財政白書ともとれる”市財政の現状と今後の課題”と題した冊子も作成し、配布している。
ちなみに、まちづくりデータブックは秀逸、180ページもあるのに容量はコンパクト。
小金井市 財政資料はこちら。
2004年1月に 「小平市財政白書-いまと明日の小平のために-」が財政課から発行されていますが、残念ながらネットでは見れません。
ちなみに2006年12月議会で”財政白書を作らないのか”という質問に対し、
「財政白書の発行は、今後、市のホームページ上で決算公表の部分を充実させることで対応する」
とのことでしたが、あまり充実していないと思います。
東大和市 財政資料はこちら。
最近、「東大和まちの財政をまなぶ会」が「まちの財政を解りたい」を出版との報道。
これについては別途紹介します。
清瀬市 財政資料はこちら
東久留米市 財政情報はこちら
平成12年に財政白書を作っているようですが、ネットでは取れません。
平成15~16年ごろ市の広報にシリーズで「東久留米市財政危機宣言~破たん回避のために」を掲載、ファイルがばらばらで見づらいですが。興味のあるかたはこちら。
http://www.city.higashikurume.lg.jp/kensaku/tomorrow/asu/gyozaiseimenu.htm
なお市議で作ろうという動きもあるようです。
http://kajii-takuta.blog.ocn.ne.jp/blog/2008/09/post_6681.html
武蔵村山市 財政情報は こちら
これで北多摩シリーズ終了。
ちょっと間をおいて西多摩の財政白書へのリンクを作っていきたいと思います。
2009年2月15日日曜日
豊田市の法人市民税96%減!
朝日新聞2月13日記事より
「愛知県豊田市は13日、09年度の当初予算案を発表し、08年度の当初予算で442億円あった法人市民税収入が16億円に落ち込むことを明らかにした。市内に本社を置くトヨタ自動車の業績悪化に直撃された形で、減収幅は96%。歳入の中核を占める法人市民税が1年で426億円も減るのは、石油ショックやバブル崩壊の時にも経験しなかった、同市では未曽有の事態となる。
一般会計も1645億円と、前年度の当初予算より67億円(3.9%)も減った。一般会計の歳出には、業績が悪化した企業に取りすぎた市民税を返還する「還付金」が190億円分含まれる。これを除いた実質的な予算規模は1455億円となり、前年度当初比で15%もの減になる。また、16億円という法人市民税収入は、69年度当初の約15億円とほぼ同額で、税収規模が一気に40年前の水準にまで落ち込んだ格好だ。」
426億とは。。。。日野市の財政規模が520億ぐらいなのでいかに莫大かわかります。
ところで豊田市は人口42万ですが、似たような人口規模の市は富山市、横須賀市、町田市、岐阜市
これらの市の予算規模は富山市が1700億と多いもののほかは1200~1400億ぐらい。トヨタなしの豊田市以下のお金でやりくりしていたわけですから、大丈夫なのでは?と思うのですが。
むしろそれだけ多かった分を去年まで何に使っていたかが気になるところです。
「愛知県豊田市は13日、09年度の当初予算案を発表し、08年度の当初予算で442億円あった法人市民税収入が16億円に落ち込むことを明らかにした。市内に本社を置くトヨタ自動車の業績悪化に直撃された形で、減収幅は96%。歳入の中核を占める法人市民税が1年で426億円も減るのは、石油ショックやバブル崩壊の時にも経験しなかった、同市では未曽有の事態となる。
一般会計も1645億円と、前年度の当初予算より67億円(3.9%)も減った。一般会計の歳出には、業績が悪化した企業に取りすぎた市民税を返還する「還付金」が190億円分含まれる。これを除いた実質的な予算規模は1455億円となり、前年度当初比で15%もの減になる。また、16億円という法人市民税収入は、69年度当初の約15億円とほぼ同額で、税収規模が一気に40年前の水準にまで落ち込んだ格好だ。」
426億とは。。。。日野市の財政規模が520億ぐらいなのでいかに莫大かわかります。
ところで豊田市は人口42万ですが、似たような人口規模の市は富山市、横須賀市、町田市、岐阜市
これらの市の予算規模は富山市が1700億と多いもののほかは1200~1400億ぐらい。トヨタなしの豊田市以下のお金でやりくりしていたわけですから、大丈夫なのでは?と思うのですが。
むしろそれだけ多かった分を去年まで何に使っていたかが気になるところです。
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