2009年2月18日水曜日

連載:財政白書の未来

今回から「財政白書の未来」としてコラムを何回か連載します。
 都下では多くの市が財政白書を発表し、発表していない市のほうが少数派になっています。
 それに加えて市民が財政白書を次々と発表しています。
 そのような中、財政白書の次なる展開はどうなるかということを、一部願望をこめつつ描いてみました。 今回は第0回ということで、サマリーを紹介します。 が連載中に内容が一部変わるかもしれません。

財政白書の未来
 第0回 サマリー
  • 行政および市民による財政白書づくりが広がっており、都下では財政白書を作ること自体は一巡しつつある。
  • 今後財政白書は、行政と市民が協働で施策を評価・計画するプラットフォームになる。
  • 財政白書は各論指向、計画指向となっていく。
  • 総論作成の広がりと各論の深化は同時に進行する。
  • 市民による財政分析面では、モジュール化、ネットワーク化が進行する。
  • 市民・行政それぞれ異なる動機から動画化への動きが出てくる。
  • 市民とのコミュニケーションの巧拙により、政策策定能力に格差が出る時代となる。
  • 行政は市民が財政の基礎データを元に分析・評価できる基盤を整えることが重要である。

 なんのこっちゃという言葉もあろうかと思いますが、次回以降で説明してまいります。

 次回は第一回として「財政白書は次のステージへ」をお送りします。

 注)このコラムは筆者個人の見解です。

 

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