2010年2月28日日曜日
学生が探る 奈良市のお財布事情2010を入手しました。
以前のブログの記事でも紹介した、奈良教育大学の生徒(環境教育コース地域環境専修の非営利組織論実習の成果のようです。)が作成した財政白書を入手しました。
講師でジャーナリストの浅野詠子様より送っていただきました。
いろいろな市の資料を見てれば、この白書をみれば厳しさ度合いは推察することができます。
なぜそうなったのか?まではわかりませんが、県庁所在市として、全国に名をとどろかせる市としての格の維持にお金がかかっているような感じもします。
特に心に残ったのがまえがきの
「わがまちの財政をわが言葉で語ろう」というフレーズと「データを収集する作業は単純だが、みんなで分担しつなぎ合わせるとそこに新たな命が吹き込まれ、何かを語りかけてくる。」
というところ。
特徴は、財政の中身を深く掘り下げるというよりも、いろいろな視点を提供していること。ミクロな視点とマクロな視点、理解しようとする視点と説明しようとする視点がいろいろあり、体系的に理解させるというより、興味をもってもらうことに一役買うのではと思いました。
あと、財政用語の言い換え。
一般会計を「平等型・生活関連予算」 特別会計を「受益者負担型会計」と置き換えたのは、なんとも大胆でそういう見方もあるのかと思いました。
このページをご覧の方なら、地方自治のカテゴリーの記事がお勧めです。
なお私はこちらのページのアドレスから白書をお願いしました。
2010年2月26日金曜日
気になる本 1%の向こうに見えるまちづくり
副題 市川市溌!市民が選ぶ市民活動団体支援制度
平成17年10月発行 ぎょうせい 千葉光行著 当時の市川市長です。
平成17年度からスタートした個人市民税の1%を選んだNPOの事業の支援のために使える制度。
この制度のスタートまでを書いた本です。
特に面白いと思った点は
制度の導入の際、「起こりうるいろいろなことを全て想定したのか。導入は時期尚早」という議会での反対答弁があるなかで、「制度の実施以前での検討はあくまで仮定を重ねる検討に過ぎない。」との賛成討議があったこと。
慎重論でつぶされる新しい試みが多い中、今必要なのはスピード感とチャレンジ精神だと思います。
1800ある地方自治体がいろいろ政策を試していけば、いくつか失敗するところはあっても全体としてはよいアイデアが生き残り、国全体としてよくなっていくのではないでしょうか。
支援してほしい団体を募集した後、地元CATVの協力を得てPR映像を作ったこと。ケーブルテレビとインターネットでも見れたとのことですが、すごくみてみたいですね。地元メディアをうまく使えば、もっと地域が活性化できそうです。
公開プレゼンテーション、シンポジウムを開催。財政的な支援よりNPOがPR活動の機会を得られたことが非常に貴重だったという話。また団体同士が知り合うきっかけになったり、市民がそのような活動に参加したいと思うきっかけになっているようです。
またシンポジウムには、著名なパネリストが。これはやはり最初に先進的な取り組みを行ったからこそできることでしょうね。
ちなみに市川市の関連ページはこちら。
※いままでブックレビューとしていたのですが、ブックレビューとするとブック全体をレビューしないといけなくなり、大著だとかなり書くのが大変になるので、今回からもっと軽い感じで気になる本。としてみました。
でもラベルはブックレビュー。
本の中のちょっとした気になる部分でも紹介できればと思います。
2010年2月24日水曜日
ツイッターをはじめて約三週間
先月の末ぐらいに登録して三週間。一日一回ぐらい書き込んでます。
就職の面接のことを書き込んだら急にフォローが増えました。最近は1日か2日に一人ぐらいフォローしてくれる人が出てくるようです。
フォローされるとなんか書かなくちゃと思ったりするのですが。
それにしても、フォローする方とは面識がないのに、どうやって私のついーとを知るのでしょう?
あと、1000人ぐらいフォローしている人がいますね。それぐらいフォローすると、ものすごい勢いで文字が流れていったりすると思うのですが。
たぶんラジオとか、CNNのニュース字幕感覚でみるんでしょうかねぇ。
とりあえずフォローの方は、あまり件数を増やしていません。
2010年2月23日火曜日
財政破綻やはり無関心?泉佐野
2010.2.23 MSNニュース
「財政破綻(はたん)の一歩手前とされる早期健全化団体となった泉佐野市が実施した財政健全化計画案のパフリックコメントに寄せられた市民の意見が、わずか1件にとどまっていたことが22日、分かった。計画案は24日の臨時議会での議決を経て府を通じ国に報告する。」
計画案へのリンクはこちら。
内容は、人件費の抑制と投資の抑制、国や府の補助などで19年間の累計で536億円の収支改善を目指すもの。内容的にかなりわかりにくいということもあるのですが、ちょっと。。
昨年9月に発表した素案のパブリックコメントでは、約1ヶ月間の募集期間に18人25件あったとのことで、担当者は関心が低いとは思わない とのコメントを出してました。
立川たっち
読売新聞2月23日
「立川の名前を冠した美少女キャラクターが、インターネット上で人気を呼んでいる。ホームページを運営する市内の会社が企画したグッズもよく売れているといい、同社は「この勢いを市内経済に生かそう」と策を練っている。市も「連携して応援したい」と歓迎する。関係者は立川を「オタクの新聖地」にしようと盛り上がっている。」
立川はしょっちゅう行っているのですが、、、、知らなかった。
立川たっちについてはこちらのリンク。絵を描いたのはなんと、羽後町であきたこまちを書いたら、3年分の売上げを3ヶ月で売ってしまったという伝説の西又葵さん。立川に縁があるそうで、知らなかった。
痛車というのが流行っているらしいですが、今度は街を委託じゃなかった痛くするそうです。
2010年2月22日月曜日
地元のヒーローが多摩地区で誕生
読売新聞2月18日より
八王子市は烏天狗をモチーフにした「ゲンキダー」、青梅市は市章をモチーフにした「オウメンジャー」が活躍しているというニュース。日野市のキャラクターは?
ゴミ袋にもなっている新撰組のキャラ(名前を知らない)? それともかわせみ?
何か考えてみても面白いかも。
2010年2月20日土曜日
柏市で市民の財政白書ができたようです。
千葉日報及び毎日新聞で報じられました。
千葉県内では珍しいとのことですが、鎌ヶ谷市の学生が作った財政白書に続いて2例目かな。
作成したのは「柏市の財政を考える会」
退職者や市議など7名で作成したとのこと。周辺市との比較もあるようです。
別館図書室をライブラリーにグレードアップオープン
これまで別館図書室としていたこのブログの付属的だったホームページを改装し、
「市民財政白書ライブラリー」として新装オープンしました。
内容は大体同じなのですが、ブログの付属ではなく一応本館という意味をこめてライブラリーとしました。
大きく、市町村財政関係のリンク(各市町村、それ以外の中央官庁など)
と 考える会の活動、自分の活動が主な内容です。
少しずつですが、内容を増やしていく予定です。
リンク先はこちらです。
2010年2月19日金曜日
小金井市ごみ焼却場建設決定
日経2月17日より
このブログでも何回かお伝えしていた小金井市のごみ問題。新たな方向が見えてきました。
以下記事。
「東京都小金井市は府中市、調布市と共同利用してきた旧ごみ焼却場「二枚橋衛生組合」の跡地に、新たなごみ焼却場を建設する方針を決めた。跡地を3市で分割したうえで小金井市が府中市分を買い取り、2市分を合わせた約7400平方メートルの土地に施設を建設する。これにより小金井市のごみの受け入れを拒否する自治体が出るまでに発展した問題は解決に向けて動き出す。
新設する焼却施設は国分寺市と共同で使用する。小金井市は3月1日付の市報で住民説明会の開催を告示する。同市の3月議会が終了する3月25日までに、候補地周辺の住民を対象に2回程度に分けて説明会を開く。小金井、国分寺両市は新処理場を管理、運営する一部事務組合の設置条例案を早ければ6月議会に提出する。」
問題は敷地が一部係る府中市と隣接する調布市の近隣への対応かと思われます。
2010年2月18日木曜日
自治体の課題解決がビジネスになる日
中国で水ビジネスを展開している方とお話。
シンガポールは、ひどく汚れていたシンガポールリバーの浄化の経験を活かし、天津での上水事業に打って出ているようです。といってもシンガポール政府自体がお金を取るのではなく、シンガポールの企業集団が打って出て、国はそれを強力に後押しするというもの。
実は横浜市も最近会社を作って、上水道の運営やさまざまな課題解決のノウハウを他の自治体や海外へ売ろうとしているようです。
こういう動きがもっと出てくると、いろいろな意味で地方自治体の行政が活性化されるのではないでしょうか。地方公務員というと、決まった仕事(国や県に決められた仕事)をするという地味なイメージですが、こういう動きが盛んになれば自ら考えて政策的なイノベーションをすることがより積極的な価値を持つようになる。自分の行政区域だけではなく、他の地域の役にも立ち、より広い視点でものが考えられるようになります。
また、他の自治体の仕事を直接的にその自治体がするのは難しい面もあるので、民間企業と組む場面が増える。その中で行政以外の視点の取り込みとそれによる効率化の考え方が生まれること。そして、そこで地域の企業が元気になれば、税収も増える。自治体と企業が税を徴収する~納めるだけの関係から、より深い中身のある連携ができるのではなる。
さらには地方の自治体が今後は、国内ばかりではなく国外にも目を広げていけるのではないでしょうか。 おそらく日本の総合的な行政サービスは世界一の水準だと思います。これを日本水準として世界に売り込むぐらいの気持ちがあれば、公務員のイメージも変わってくるのだろうと思います。
そして安定志向の若者だけでなく、改革志向の若者がどんどん就職するようになればよいと思います。
そういった中で、どうしても政策的なイノベーションを出す自治体と、それを受ける自治体が出てしまい、結果的に差が出てきてしまうのはある意味やむを得ないと思います。国からの補助金を取る競争をするよりは、政策のイノベーションを競い、世界的な視点で優劣を問う方がよっぽどエキサイティング。
そういう時代が来るのではないか。と話を聞きながら、期待と希望を抱いたのでした。
2010年2月17日水曜日
2010年2月16日火曜日
財政は政府の財布?
わかりやすい財政説明資料を作るときに最初に通る関門が
「財政ってなに。」を説明すること。
結局「みんなから集めたお金をみんなのために使う仕組み」と説明することにしました。
途中で
財 = 財布
政 = 政府 というのも思いついたのですが。結構これはこれで、明快でわかりやすいと個人的には一瞬思った。
でも、政府の財布とすると、行政サービスあるいは公共サービスといった財政活動の動的なイメージが伝わらないのではと思った。
あと財政が苦しいといったときに、どこか他に財布があって何か他人の財布が苦しいというイメージにならないか。自らの問題として捉えにくいのではないかと思ったので、採用しませんでした。
2010年2月15日月曜日
最近財政危機に関する記事が多いように思う。
特に日経関係で多いように思う。
12日金曜日の日経ビジネスオンラインでは「共有地の悲劇」と財政問題とかけた記事。
15日は日経のニュースサイトで慶応の土居先生が「国債を増発して本当に大丈夫?」というコラムが載っていました。この記事がいつまであるかわかりませんが、家計純資産の増額に政府の負債の残高が迫っているグラフが載っていました。
仮に家計のすべての資産を国債につぎ込んだとしても、足りなくなる時が近づいているように見えます。
金利が国際水準の3%ぐらいになると、銀行の債券価格が下落し、株価も下落し、経済はほぼ終わりでは?
ついに猶予のならないところに差し掛かっている気がします。
戦後 殺人が最も少ない年は?
実は2009年、つまり昨年らしいです。
よく治安の悪化ということが言われていますが、前年よりかなり減っているようです。
警察庁発表資料はこちら(PDF注意)
http://www.npa.go.jp/toukei/seiankikaku/h21_ninchi_kenkyo.pdf ちなみに、自殺のだいたい1/30ぐらいです。どうしてもニュースで取り上げられやすいので、記憶に残りやすいためでしょうか。
2010年2月14日日曜日
動画版の撮影を行いました。
市民が作る財政白書 撮影です。
どうしても首が曲がる癖があり、映像としては本人的にはちょっと残念な感じですが、とりあえず撮れました。台詞は基本的にカンぺを見ていたのですが、それでも間違えたり、棒読みになったり。
俳優さんやアナウンサーのすごさを改めて感じました。見る人のことを考えて、日ごろから鍛錬して磨き上げるというところがプロなのでしょうね。
今回は手作り感覚ということで、映像としては素人っぽいつくりですが、シナリオはかなり練られていると自負しています。
年度内のアップを目指し、今後市長のコメントなどをいただく予定です。
労働力人口6割切る
日経2月11日
「働く人の数を示す「労働力人口」が、2009年に戦後初めて6割を下回ったことがわかった。」とのこと、記事をよく見ると総人口の6割を切ったのではなく、「15歳以上の人口に占める割合」で6割を切った!
というのが驚き。高齢化や厳しい雇用情勢の影響とのことですが、今後の社会福祉の負担のあり方にも影響してくる話と思います。
2010年2月13日土曜日
奈良教育大学生 奈良市の財政白書作る
朝日新聞2月13日
「奈良教育大学(奈良市高畑町)の学生たちが、奈良市の財政事情を調べた手作りの財政白書『学生が探る 奈良市のお財布事情2010』をまとめた。手分けしてデータを集め、職員に聞き取りするなどした力作。難しい専門用語を避け、厳しい市の財政事情をわかりやすく浮き彫りにしている。」
とのこと。非常勤講師でジャーナリストの浅野詠子さん(50)が指導し、総務省ホームページや県、市、図書館などからデータや資料を集めたそうです。特に興味深いのが財政用語について。記事では
「財政用語が難解であることから、易しい言葉で表現する「言い換え」にも挑戦。財政を「お財布事情」、特別会計を「受益者負担型会計」、市債を「借入金」、公債費を「借金返済額」などとする案を紹介した。」 とのこと。
ちなみに、指導をいただいた浅野先生のHPがこちら。まちづくりや地方自治のコラムなどもあり、面白そうです。
鳥羽市議会が公式ツイッター?
鳥羽市議会がツイッターを始めたようです。
和光市松本市長のツイッターからの情報。
見てみると今のところ議会からのお知らせと新聞記事の紹介ぐらいが中身。
すでに122人にフォローされているようです。
でも書き込むのは誰でしょう。議会事務局?
2010年2月10日水曜日
公会計制度を抜本的に改革するチャンス?
原口総務大臣のツイッターの更新頻度がすごい。
国会内や新幹線の中でも長文の更新をしているようです。携帯ですかね。私は携帯で長文を打つのをかなり苦手としているのですが、、、、。
昨日ぐらいの更新で、橋本大阪知事と電話で話をし、公会計制度を抜本的に改革するチャンスとのこと。
橋本知事と公会計の関わりは?なんだか気になる書き込みでした。
2010年2月9日火曜日
平成22年度地方自治体歳入歳出見込み
いわゆる地方財政計画が閣議決定されたようです。
以前の記事(地方財政の見通し・予算編成上の留意事項)でも紹介しましたが、地方税の歳入減を国からのお金と地方債でまかなっているという構造です。
市町村の税収見込みでいうと
個人の市町村民税が約7千億円減(平成21年度比マイナス10%)、法人の市町村民税が約4600億円減(平成21年度比マイナス30%)と相変わらず厳しい状況です。
2010年2月8日月曜日
ギリシャ財政問題
各社のニュースで伝えられるように、ギリシャの財政が大変らしいです。
ギリシャも昨年政権交代があり、前政権が赤字を過少計上していたとのことで、計算しなおしたら2009年の財政赤字はGDP比12.9%にもなったということで信用不安が生じているとのこと。
債務残高のGDP比も110%となり、ユーロ圏最悪の状況だとか。
日本の債務残高は現在GDP比たぶん180%ぐらいあって、ギリシャどころではないのですが、ギリシャの場合は通貨がユーロなので、資金が国外から来ている点が大きな違い。
だから日本は大丈夫というよりは、たぶんEU圏内においては財政ガバナンスが効きやすい状況にあるという感じをうけた。EU加盟国は財政赤字をGDP比3%以内にすべきという縛りはあるし、一国の財政状況の悪化は他の国にも影響を与えるので、単に自国内でお金をばら撒くという発想にはなりにくいと思われます。
そう考えると、財政ガバナンスの効きにくい日本の方が実は危機は大きい。地震でいえばユーロ圏の場合は、少ないひずみのうちに地震が起きてエネルギーが解放されるが、日本の場合はひずみがたまりにたまって、超巨大地震レベルになるまでたまる続ける。そのひずみに岩盤が耐えられなくなったときには、おそるべき災厄になるのではないかと思います。
いざ何か起こったときの衝撃ははるかに大きくなるのでは
2010年2月7日日曜日
字幕の入れ方に悩む・・。
今日は動画の編集方法について打ち合わせ。
2行分の字幕を入れることとしましたが、2行に入るのは40文字。
台詞のある程度のまとまりを40文字以内にしないと編集が大変そう。
ということで、改めてシナリオを見直し。
若干いいたいことを切り詰めたり、増やしたりしてほぼ最終版が完成です。
本当はきちんと覚えた上で、多少の間投詞やアドリブを入れるのがよいのでしょうが、なかなかそこまでは・・・。
来週本番撮影予定です。
2010年2月6日土曜日
動画に字幕をつける
現在進めている動画版白書作り。
アクセシビリティの観点や必ずしも音を出せる環境で見るとは限らないということで、動画版には字幕をつけることとしました。
が、そうするとスライドの下1/5ぐらいを字幕スペースにする必要があり、あわてて編集。
スライド単体としてみるとバランスがいまいちですが、たぶん字幕が入ればちょうどよくなるかなと期待。
2010年2月5日金曜日
市民への信頼、市民の信頼
他の市に日野市の財政白書の取り組みを紹介するとよく言われるのが
「うちの市ではできない。」
日野市だって飛びぬけて市民のレベルが高いとかいうことではないし、どんな市にも探せばやる気があってできる人はいると思うのですが。実際にいくつもの市ででき始めていますからね。
市役所にいるといわゆる「困った市民」への対応が多くなるのかもしれませんが、もう少し市民の力を信頼してもよいのではと時々思います。
逆に市役所の人を知らない市民の中には「楽な仕事をして税金で食べている」ぐらいの感覚の人もおり、お互いがそういう意識では建設的なものは生まれないですよね。
2010年2月4日木曜日
動画のテストができましたが。
先日のリハーサルでのためし撮りを会のメンバーが編集、テスト動画ができました。
出演している本人としては、もうちょっとなんとかならないかと思うのですが。
視線がふらふらしてるし、明らかに読んでるような感じですしねぇ。
こればっかりは考えてどうにかなるものでもありません。
次回の本番はもうちょっと改善されるでしょうか。
改善されなければ、まあ、これも素人っぽさということで許していただければ。
2010年2月3日水曜日
国土交通省の新しい予算の考え方
国土交通省関連の外郭団体の方からお話を伺う機会がありました。
いままでは、道路とか河川とか、再開発とか個別の事業に対して補助をするのが基本だったのですが、(まちづくり交付金という包括的なものもあったが)今後は個別の補助金は原則廃止とし、社会資本整備交付金というものにするのだそうです。
といいつつ、「分野ごとの計画に位置づけられた事業の範囲内」というのがポイントのようで、
分野ごとというのは①活力創出基盤整備 ②水の安心安全基盤整備 ③市街地整備 ④地域住宅支援
の4つの分野。
なんのことはない、①は道路局、②は河川局、③は都市整備局、④は住宅局 のそれぞれ所管
というか要するに縦割り。
計画に位置づけられたというのは、「社会資本総合整備計画」というのを地方自治体が作らなければならいのだそうです。予算が欲しければ。
各市町村では総合計画が立てられており、そのほかいろいろ計画が立てられているのですが、さらに予算を獲得するための計画も立てなければならないという屋上屋を架すことにならないかとも思うのですが。
総合計画よりもある意味、実質のある優先度の高いものになってしまうかも。
この整備計画を各自治体がどの程度の裁量を持って作れるかも不明ですが。
とはいえ、それぞれの自治体の創意工夫を活かせるようにすることは必ず必要なので、まずは一歩前進というところなのでしょうか。でもそれぞれの自治体としてはここで満足してはいけないでしょう。
リンクはこちら。3の地方主権の確立に向けた取り組みのファイルです。
2010年2月2日火曜日
とあるシンポジウム 野口先生のお話を聞く
とあるシンポジウムでの超整理法で有名な野口教授のお話。
日本の国の財政はすでに破綻しているとして、こういう話をしていました。
「個人の金融資産が1400兆円あるというが、それは企業の貸付などで実は使われている。たとえていえば大きな桶があるから安心といっているようなものだが、その桶には水がいっぱい入っている。桶の大きさはあまり関係ない。」
「銀行が国債を引き受けられるのは、その分企業への貸し出しが減っているから。このような状態はいつまでも続かないし、続くこと自体問題(企業の資金需要が減っているという意味で)。」
なるほどと思いました。
超整理法のイメージからすると、一刀両断!というしゃべり方をするのかなと思ったら、結構ゆっくりと話す方でした。内容は一刀両断というか、そういってしまっては・・・。というものもありましたが。
2010年2月1日月曜日
500投稿を達成しました。
昨日の投稿で500投稿を達成したようです。
おおむね400日強での達成ということで、毎日更新+土日のどちらかでプラス1といったところでしょうか。
毎日更新にこだわらなければ、ニュースで関連データを参照させないところ(単なる感想)についてはツイッターへのコメントでよいかなとも考えています。
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