2009年2月2日月曜日

日野市のニュース

TBSニュースサイト 1/30 より
 自動車産業が景気悪化のあおりを受け、それが市の財政に影響しているというニュースねたに日野市が取り上げられました。

「国内の自動車の生産台数は、去年11月は前の年の同じ月に比べ20%のマイナス、12月は25%のマイナスと急激に落ち込んでいます。まさに自動車大不況の中、最大手のトヨタが今年3月期の決算で初めての最終赤字に転落する可能性が出てくるなど、各社とも軒並み業績が悪化しており、その影響は地方自治体にも思わぬ形で広がり始めています。

東京・日野市の踏切。朝の通勤ラッシュ時には電車がひっきりなしに通り、渋滞が・・・。遮断機が上がっても、すぐに警報が鳴ることも。大型車も多く通ります。 「道幅が狭くて通りづらい」(市民) 渋滞を解消しようと、日野市は線路の下にトンネルを通す工事を続けています。しかし、ここにきて来年4月に予定していた完成が延期されました。 
「財政上事業規模を縮小せざるを得なかった」(日野市 宮田守 道路課長) 理由は、市の税収が大幅に減ったことです。自動車販売の落ち込みが深刻になるなか、市内に本社を置くトラックメーカー、日野自動車は今年度、最終赤字に転落する見通しに。日野市にとっては来年度の法人市民税の収入見込みのうち、日野自動車の分だけでも7億円のマイナスとなってしまうのです。 「ともかく切り詰める決断をして、その線で行くことしかない」(日野市 馬場弘融 市長」 予算の縮小を迫られ、来年度に予定していたトンネルの舗装工事を1年間、先送りすることに。 「我々から言えばしわ寄せ」(建設業者) 」
以上引用終わり

 トンネルって一番橋通りのことですかねぇ。この立体横断の工事費が11億円ですから7億の減収というのは痛いですね。

東村山市財政白書

東村山市財政白書
http://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/~kakukaweb/010000/hakusyo/hakusyo.htm

平成18年度決算版が平成19年12月に出ているのが最新です。


三位一体改革による地方交付税への影響を詳しく説明。また26市との比較を各項目で出しているので多摩地域の他の市の人も参考になるはず。








東村山市は市民財政研究会も「市民がえらんだ緑の百景と 市の財政2008」を2008年の11月に出しています。

私は財政を考える会のメンバーから入手(お借り?)しました。

書店で1000円で売っているようです。

 売っている書店の案内はこちらhttp://plaza.rakuten.co.jp/hatenaisya/diary/200811140000/

 市民財政研究会の方のブログです。
 

 写真がいっぱいで実費だけで1000円以上しそうです。


 内容を見ると日野市の財政も苦しいですが、東村山の財政はなお苦しいということが伝わります。主張は明快で「財政が苦しい!」「駅前の再開発にお金を投入したのが原因」「なのに受益者負担を求めるのはけしからん」という感じ。



 市の財政白書では議会でも問題になっている再開発は言及されていませんが、こちらの白書では大きく取り上げられています。市民も財政白書を作ることで、いろいろな人が数字に基づいて分析し、(個人の心情や感覚だけではなく)分析に基づいて議論ができるようになるということが大事なのだと思います。


 

三位一体改革 ~ 税源移譲について

先日武蔵野市についてアップした際、税源移譲の話が出たので関連するページを紹介。

財務省平成18年度の税制改正に関するページ
http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/zeisei06/html/contents/01/index.html

つまり所得が200万以下の人の住民税(都民税含む)は5%→10%に増え、
    所得が700万以上の人の住民税は13%→10%に減るということ。
 所得が200万というのは給与所得者でいうと400万弱程度の収入、700万というと大体1000万以上の収入の人があたるわけ。
 地方自治体は基礎的な住民サービスを行うところだから、地域の所得水準によってあまり差が生じないようにしたということなのでしょうか。

 武蔵野市の場合は高額所得者が多いので税源移譲によってかえって税収が減るという、他の市からするとうらやましいような、気の毒なような。

2009年2月1日日曜日

日野市財政非常事態

広報日野 2月1日号より
 日野市は平成11年に財政非常事態宣言をしましたが、それから10年。
 昨年ぐらいまでは、企業業績もよく一息ついたような感じもあったのですが、来年度は法人市民税がピークに比べ20億円以上も減少する見込で、再び財政非常事態を宣言するにいたりました。
 20億円といえば市営の12の保育園全体の費用に匹敵する金額です。
 10年前に比べて人員などの面でかなり効率化されているので、今後の取り組みとしては10年前よりさらに厳しく難しい取り組みになるのではないでしょうか。
 http://www.city.hino.lg.jp/index.cfm/1,54131,60,html

 財政を考える会としても、市と協働で危機を乗り切るべく活動していきたいと思います。

南多摩財政白書まとめ

八王子、町田、日野、多摩、稲城 を南多摩というそうです。
よく三多摩といいますが、昔の北多摩郡、南多摩郡、西多摩郡で「3 多摩」らしいです。
立川って北多摩だったんですね。

 というわけで、5つの市の財政白書のリンクが出揃ったのでまとめてみました。

八王子市 財政白書
http://www.city.hachioji.tokyo.jp/seisaku/gyozaisei/hakusho/index.html

町田市 財政白書
http://www.city.machida.tokyo.jp/shisei/gyouzaisei/cost/index.html

日野市 市民が作った財政白書
http://www.city.hino.lg.jp/index.cfm/6,0,157,1632,html

多摩市 行財政診断白書
http://www.city.tama.lg.jp/plan/943/1669/index.html
多摩市 財政再構築プラン
http://www.city.tama.lg.jp/plan/943/saikouchiku/index.html

稲城市 財政白書
http://www.city.inagi.tokyo.jp/shisei/zaisei/zaisei_hakusho/index.html

2009年1月31日土曜日

関西方面は財政大変?

最近のニュースから
 
 滋賀県栗東市、毎日新聞より
 「栗東の新幹線新駅中止:県が財政支援へ 市、財政再生団体回避見通し
  栗東市に計画されていた東海道新幹線新駅の設置中止の影響で市土地開発公社の資金調達が困難になり、市の財政再生団体入りが危ぶまれている問題で、国松正一市長は29日、県から財政支援を受けることで、同団体への転落が回避される見通しを示した。」
 いわばはしごを外されたようなもので気の毒。

 大阪府守口市 朝日新聞より
 「財政難に苦しむ大阪府守口市が、歳入増を図るために京阪守口市駅前の市民体育館など4施設に設定した命名権は、名乗り出る企業のないまま30日の締め切りを迎えた。(中略) 08年度決算で改善できなければ、早期健全化団体になり、外部監査を受けることになる。」

 大都市部でも財政再建団体とか早期健全団体直前とかなり厳しい状況。両方とも関西というのは偶然でしょうか。
 確かに守口市の財政状況は厳しそうですね。ちらっと見ただけですが、(日野市と比べ)人口当たりの歳出・民生費が多いのと個人の住民税が低い。法人税は遜色ないが、景気が悪化すると一気に悪い方向に行ってしまいそうというのがあります。

武蔵野市の財政状況

武蔵野市の財政状況のページです。
http://www.city.musashino.lg.jp/cms/guide/00/00/06/00000630.html

 タイトルは「武蔵野市の年次財務報告書」 堅い・・・。
 内容は独自方式(!)に基づき作成した財務諸表(バランスシート、行政コスト計算書、キャッシュフロー計算書など)による分析。
 企業会計と違って市町村の会計は現金主義で資産の状況などがわからないということから総務省などが財務諸表の作成を促しているが、武蔵野市は10年前から作っているらしい。
 内容は先進的で興味深いが、一般市民が理解するのはちょっとハードルが高そう。

一般向けには平成20年度予算概要
http://www.city.musashino.lg.jp/cms/guide/00/00/72/00007266.html
 
 中盤22ページ以降は特徴ある事業として、事業の内容をビジュアルに説明。のりとしてはニセコ町の予算説明に近いかもしれない。(ファイルが細切れでない分みやすいが。)
 そういえば、武蔵野市って税源移譲されると税収が下がるんですね!
  そういうところは他には都心の区ぐらいしかないのでは?
 いかに高額所得者が多いかということでしょう。