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2010年1月27日水曜日

国が財務資料を発表

1月26日 財務省発表
平成20年度「一般会計財務書類」及び「特別会計財務書類」の公表

 平成20年度における一般会計と特別会計をあわせて317.4兆円の債務超過となっており、前年度より34.5兆円の悪化となっています。
 リンクはこちら。
 
日経新聞によると、「政府は09年度も景気対策などのために国債を大幅増発しており、足元では債務超過額がさらに膨らんでいる公 算が大きい。」とのこと、
「従来は8月発表だったものを、国会審議などでも活用できるようにするため、今年から約7カ月前倒しした。」
 とのことですが、企業ならば平成20年度のバランスシートは昨年の5月ごろにはまとまっているものなので、いかにも遅いという感じは否めないのだが。

 国の財務書類の概要は今回初めて見ましたが、地方だと行政コスト計算書になるものが、業務費用計算書となるようですが、よくわからない。。。。。

 債務超過でかつ、経常赤字のようなもので、民間企業だと とうにつぶれているところですね。。。

2009年11月13日金曜日

財務省査定もネット公開へ 事業仕分けにならう

11月11日 朝日新聞
「藤井裕久財務相は10年度予算編成で、財務省による査定の状況をインターネット上で公開する考えを明らかにした。主要事業 を対象に、省庁が 予算を要求する理由や、要求を切り込む財務省の意見を文書で紹介。予算編成の過程を見えやすくし、無駄の削減につなげる狙いだ。」

  一般公開で始まった「事業仕分け」にならい、これまで公表していなかった財務省とのやりとりを公開しようともの。
 実は予算編成の公開は滋賀県の草津市で行われています。(記事はこちら)

 このように地方自治体のほうが進んだ取組をしている事例もあるので、何でも国が決めるのではなく、これからは地域がそれぞれ知恵を出して国のほうが学ぶ時代になるのではないでしょうか。そのためにも是非地方分権を進めるとともに、住民も相応の覚悟を持つ必要があるのではないかと思います。

2009年10月5日月曜日

2008年の民間給与 10年前より35万円も減る

JCASTより
国税庁がこのほどまとめた実態調査結果によると、平均給与は10年前の1998年は、464万8000円から429万6000円に減少しているとのこと。
市の個人市民税は税源移譲(関連記事こちら)もありここ2年増えているのですが、課税のベースとなる給与は95年ごろから減り続けているようです。(アメリカでは1980年ごろから減っている(「資本主義の未来」より))
 国税庁調査資料はこちら。
 長期的にいえば、平均の落ち込み(中国と同程度になるまで続くのでは)と働く人自体の減少(高齢者や女性の働く機会が増えれば別ですが)により今後とも市民税は増えないという前提で財政運営をしていかなければならない、という厳しい状況が続きそうです。

2009年8月8日土曜日

国税局 税の学習コーナー

今日紹介するのは国税税の学習コーナー
 http://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/gakushu/kyousitu.htm
 いろいろコンテンツがあります。
 ゲーム : 忍たまワールドはプレイ時間がちょっと長い。カニ博士の方がてきぱきしていて好き(ゲームというよりクイズだが)。
  ちなみに「税金で作られた施設」を選ぶゲームがあったのだが、最初に出てきたのが観覧車・・・。
  そういえば夕張で作ってたなと思いながら選んだら「×」、税金で作ってはいけないものだったのでしょうか。
 学習や教育用教材は大人が見ても参考になる。
 ビデオライブラリーや紙芝居もある。ビデオは出演者が豪華、だけど内容としては紙芝居の方がお勧め。
 ちなみに各国税局でも学習用教材を作っています。
  名古屋国税局
  熊本国税局
 熊本国税局では各県が納めている国税と県のお金の使い道についても書いています。
 ところで。  税金の大切さを訴えるとなぜか公共サービスの大切さ、に話が変わってしまっているように思われます
 実際には税金がない国もあったり、いわゆる官が供給するのではない公共サービスというのもあるので、小学生まではともかく、高校生以上についてはもう一段踏み込んだ説明が必要なのではないかなと感じたりします。
 その点では上記のページの中では教育用教材(中学生以上)と紙芝居がビデオ教材よりもお勧め。
 ところで財務省でも同じようなページがあります。
 http://www.mof.go.jp/kids.htm
  キッズコーナーは一つはゲームコーナー、一つは税金の大切さ・・・って国税庁とかぶってるんですが。
  ゲームコーナーは解説が小学生にはちょっと難しい。 というか国税庁のキッズコーナーへのリンクを張ればよいのでは?という感じ。
 むしろ大人向けの映像資料の方がお勧め。財務省が作っているので、財政赤字や財政危機が後半強調されていますが、財政全般についてもわかりやすく説明してあります。
  http://www.mof.go.jp/zaisei/con_08.html

 今後財政を考える会として取り組む財政白書の動画化の参考にしていきたいと思います。

2009年6月2日火曜日

地方財政+α 公的資金補償金免除繰上償還

新しいプロジェクト 地方財政+α です。

 もっと基礎的な財政用語からはじめようと思ったのですが、たまたま気がついた記事があったので、あまりなじみのない用語だと思いますが、公的資金補償金免除繰上償還 (うわー漢字ばっかり)について紹介します。
東京都、神奈川県、千葉県と各市の財政資料を見ているうちに、千葉県の市の財政関係のホームページに「公的資金補償金免除繰上償還」という項目が多いのに気づいたのがきっかけ。
 よく見ると千葉県のかなりの割合の市が発表しているようです。気になったので、いろいろ調べてみました。
 鴨川市のHPによると、「地方公共団体の厳しい財政状況を踏まえ、国の地方財政対策の一環として、過去に年利5%以上の高金利で借入した地方債の繰上償還(返済)が認められること」となったということ。平成19年度から平成21年度までの3年間の期限付きで認められるようです。知らなかった。
 国立市の財政白書(P29参照)で指摘されていたように、国や公庫から借りたものは高い金利のものを低い金利のものに借り替えようとすると、将来の分の金利まで補償しないといけないという「民間からの借り入れでは考えられない条件」がついていました。そのため、金利の高い債務がいつまでも残り、地方の財政を圧迫しているという面がありました。
 ところでこれらの借入金は、もともと郵貯や簡保とかで高い金利で運用することを約束したものが原資となっているので、財務省としても預金者に支払う金利を減らせない限りは市から受け取る金利も安くできない。とはいえ、三位一体改革で地方財政が苦しいのも(たぶん)わかっている。
 そういう中で、財務省と総務省との話し合いの中で、「行政改革をきちんと進めることを条件に認めましょう」ということになったものと思われます。財務省の資料によると、
 ・抜本的な行政改革が行われること。
 ・財政健全化に向けた新規の計画が策定されること。 などが条件とされたようです。
 ということで、繰上償還をしたい市は財政健全化計画(総務省の8ページほどのフォーマット)を提出し、財務省と総務省に認められれば繰上げ(借り換え)ができるとのこと。
 で、平成19年度は1600を超える自治体(下水道会計など特別会計のみ適用を受けた自治体を含む)の繰上げ償還が認められたとか。
 1800の自治体のうち1600の自治体で「抜本的な改革」が本当に行われればすごいことですが、各市の健全化計画を斜め読みする範囲では、集中改革プラン+α程度の内容であり、抜本的というには大げさかも。
 財務省としても、資金の出し手の利益代表として「抜本的な改革をした」ということにしておかないといけないのでしょう。
 
 ところで、この規定は財政力指数が1.0以上だと適用されないのだそうです。
 どおりで、東京をめぐっていたときは気がつかなかったはずだね。でも日野市民としてはちょっと損したような気分。

追記 6/9 平成20年度の下水道特別会計の補正予算で6%以上の公債の借り換えについて議題にあがっていたようです。これに関して上記の計画の提出があったかどうかはHPにないので不明です。