2010年4月26日月曜日

気なる論文 日本政治再生を巡る権力闘争の謎

日本 権力構造の謎 などの政治の分析で有名なウォルフレンの論文を紹介します。

 ヤフーニュースで見つけた中央公論の記事ですが、ニュースサイトだといつ消えるかわからないので、なんとその全文をブログに移している方のページへリンクさせていただきます。

 菊と刀もそうですが、外から見るとよくわかる面があるとはいえ、このような大局的な視点に立った分析なりをするメディアが少ないのは残念なことです。
 この記事の最後の部分を少し長くなりますが、引用させていただきます。

「日本のメディアは自由な立場にある。しかし真の主権国家の中に、より健全な民主主義をはぐくもうとするなあば、日本のメディアは現在のようにスキャンダルを追いかけ、果てはそれを生み出すことに血道を上げるのを止め、国内と国際政治の良識ある観察者とならなければならない。
 そして自らの備わる力の正しい用い方を習得すべきである。
 さらに政治改革を求め、選挙で一票を投じた日本の市民は、一歩退いて、いま起こりつつあることは一体なんであるのかをよく理解し、メディアにも正しい認識に基づいた報道をするよう求めるべきでなのである。」

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