これまで主に各市が出している財政白書を紹介してきましたが、だんだん構成は共通してきているように思われます。
ということで、下記に一般的な構成を紹介し、
「この財政白書の構成はスタンダード」といったらおおよそ下のことが書かれているのかな。
と思っていただければと思います。
財政の概要
・決算規模(一般会計と特別会計。または普通会計のみ)
歳入
・歳入の構成
・市税 市税の内訳(税目ごと) 滞納についてコメントする市が多い。
・地方交付税
~ 三位一体改革と臨時財政対策債 = これに触れるのはいまやスタンダード。
・国や都の補助金
歳出
・性質別歳出 ~ この中で義務的経費を説明し、それを詳しく説明するパターンが多い。
以下義務的経費
・人件費 職員給や職員数、退職金についてコメントする市も
・扶助費 内訳(社会福祉費、児童福祉費、生活保護費)を示す市も多い
・公債費
・建設費
・目的別歳出
残高
・市債 特に近年赤字公債が増えている市が多い
・基金
各種指標 財政の概要の直後に置かれることも
・実質収支比率
・経常収支比率 ~ その内容を説明している市も多い。
・財政健全化指標 ~ 平成19年度決算から総務省に公表が義務付けられているもの
財務諸表
・バランスシート 連結バランスシートを示す市も
・行政コスト計算書
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