道路の費用は土木費に含まれます。
土木費は決算書では
1土木管理費
2道路橋梁費
3河川費
4都市計画費
5住宅費
に分けられています。
このうち道路橋梁費は4.6億円なのですが、実はここで終わりではありません。
実は都市計画費の内訳は
1都市計画総務費 2区画整理費 3街路事業費 4町名地番整理費 5下水道費
6公園管理費 7公園整備費 8緑化費
があり、街路事業費2.8億円も道路の関係の費用になります。
じゃあ、道路と街路の違いって何か。ここからが今日の話のメインです。
端的にいうと、道路事業は国土交通省の「道路局」の所管、街路事業は国土交通省の「都市・地域整備局」所管という違い。 原則としては既成市街地の都市計画道路を整備するのが街路事業となっていますが、具体的には「協議」のうえ決まるようです。
(参考HP 香川県都市計画課)
こんなところまで、中央官庁の縦割りが下りてきている典型的な事例かと思います。
ちなみに、どちらも道路に関わることなので、市の中での役割分担は基本的には両方とも「道路課」の管轄となっています。
都市計画課は、”道路の計画そのもの”と”交通安全推進活動”が役割となっていますが、後者についてはややこしいことに、「道路橋梁費」に分類されています。
ちなみに道路の維持費は年間約6千万円。
延長は447.7km、面積は235万㎡なので単純計算すると、1mあたり年間134円、1平米あたり25円かかる計算になります。
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