2009年2月24日火曜日

多摩地域のごみ処理が大変

ここ何日間で多摩地域のごみの関係のニュースが続いたので。

まずは読売新聞2/23から
”立川分 住民理解得られず”
「立川市が日野市の焼却施設でごみの共同処理を模索している問題で、日野市の馬場弘融市長は22日、同市内で焼却施設の地元住民に対し、共同処理の交渉を進める考えはないと説明した。」
とのこと、地元住民への説明会にて。立川市は老朽化した市の清掃工場の移転を迫られており、施設の建て替えを計画している日野市との共同処理を望んでいるとのこと。

朝日新聞2/20から 小金井市の ごみ処理問題について
”ごみ処理施設協議 関連自治体は困惑・反発”
「住民説明会が開かれた18日夜になって急展開を見せた小金井市の新ごみ処理施設問題。建設場所の正式決定期日としていた2月末を目前にして、同市は話し合いに都が関与することになったと発表、決定期日を09年度末までと繰り延べた。」
 ごみ処理場がなくなり、他の市への処理の委託をしている小金井市。これまで焼却場で使っていた土地を使うという案は、これまでそこで共同処理をしていた調布市の反対にあって暗礁。ついに都に関与をお願いした(?)ようです。

関連続報  ”小金井のごみ拒否 西多摩衛生組合も”
 読売新聞2月24日
「小金井市の可燃ごみを受け入れている「西多摩衛生組合」の管理者である並木心・羽村市長は、23日開かれた同組合議会の全員協議会で、今月末までに小金井市が新ごみ処理施設の建設場所を決定しなければ、新年度のごみ受け入れを中断すると明言した。」
 今月末まで=今週なので実質的に無理を承知での発言ですが、どうするのでしょう。

 近年はダイオキシンなどを出さないために炉が大型化しており、本当に各市が持つことが効率的などうかわからない部分もありますが、市民感情とすれば「なぜ他の市のごみを」と思うところもあり、非常に難しい問題です。

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