講演会「市民自治と新しい公共」が行われました。
講師は元我孫子市長の福嶋浩彦さん。
七生公会堂で行われました。
実にすばらしい内容、「あっそうだったのか。」「なるほど」「すごい」と思うことが多く、感動しました。
一度の投稿では伝えられませんが、概要を。
参加者は約85名。直前に広報にも載りましたが、2020策定委員には以前から告知していたためか、(2010ステップアップのメンバーにも直前にメールが入っていました)新しい策定委員が多かったと思います。
半分弱が60歳以上の男性、女性は1.5割ぐらい。市の職員もいらっしゃいました。
市長の姿は見えず、議員さんも見かけませんでした。
内容のうちごく一部のフレーズを・・
- 「公は『市民の公共』のみがあり、『官の公共』など存在してもらっては困る」
- 「公は市民だから、官が公を名乗ってはいけない。」
- 「市民と行政が対等であることをことさら強調する行政があるが、対等以前に市民が主人であることを忘れてはいけない。」
- 「市長が市民協働で決めることは義務であり、「広い心で市民の話を聞いてやろう」というものではない」
- 「補助金は既得権になりやすい。我孫子では補助金は3年で一回必ず廃止する。」
- 「市民が怒り狂っているところに正面から向き合うことが重要。」
- 「市民同士が話し合って合意を作ることが重要。市はそれをコーディネートする役割。」
- 「分権というのは国が市に権利を分けてやるのではなく、主権者たる市民が、配分の仕方をかえるもの」
講演後質疑が2点あったのですが、70歳超と思しき市民が、マイクを取り上げられても一方的にいつまでも話そうとしていたのが残念。
市民参画で市民を交えた会があると、主にご高齢の方が場の流れに関わらず、自分の言いたいことを話しまくって、時間を支配するというのはよく見られる光景。
やることがいろいろある世代の参画を妨げている一つの要因ではないかと改めて思った。
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