2010年3月9日火曜日

中学校の再利用 階段の段差基準がネック

毎日新聞 2月11日 ちょっと古いですが、ツイッターでフォローしている方からの情報。

「小中学校の統廃合で「須賀川中学校」を「須賀川小学校」として再利用する計画を立てている大田原市は、階段の「けあげ」(段差)基準に頭を抱えている。建築基準法では小学校は「16センチ以下」、中学校は「18センチ以下」。今回のケースは小学校の基準を0・7センチから1・8センチ上回るわずかな差だ。基準を設けた60年前に比べ、児童の体格も向上しており、市は「安全性が損なわない範囲」と指摘。改修費節減を踏まえ、国に対し基準緩和措置を要望した。」

小学校に行かれた方は、やたらに窓が大きいと思った方もいるのでは。小学校は窓の面積が床面積の1/5以上でなければいけないと建築基準法にあるのです。60年前なので空調もなく、日光の殺菌作用に衛生環境の維持を頼っていたころの基準がそのままです。
もし、窓の基準が緩めば、冷暖房の省エネにもなり、天井を張ることでいろいろな改修が可能になるように思うのですが。

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