相川俊英・横浜改革特別取材班著 2005年発行
図書館から借りてきました。読んでる最中です。
横浜での改革が、職員の創造性を引き出すことで進められた点を、カルロスゴーンが社内の英知を集めて改善策を成長戦略を打ち出したことになぞらえての次の一節。
「現代の救世主とはトップダウンですべてをなすものをいうのではなく、ましてや既存のものを壊し、新しいものを作り上げる人間を指すものでもない。今あるものに可能性を見出し、認識を共有しながら選択と集中の舵取りを行っていく者のことをいうのではないか。
救世主がやってくれば自分たちが何をしなくても変われる、英雄が一人で暗雲を消し去ってくれる時代はすでに過去のものとなったのである。」
一方で市長がメディアをうまく使いながら自分のメッセージを伝えようとしていることを紹介しつつ、市長の偶像化が進んでいることを紹介。
逆にカリスマ性がですぎて、頼りすぎになってしまう面があるのかも。
みんなこのままではいけないと思ってを求めている。
ただし自分以外。
ある人が大鉈を振るえば全て解決みたいな映画みたいなことは、この複雑な世の中では起きない。結局一人ひとりが少しずつ変えていくしかないのだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿