今日解説する動画は「お金の使い道」(動画へのリンクはこちら)。
動画中のスライドはこちら(PDFです。)
「4番目に多いのが土木費です。」
「土木費というのは道路などを作る費用ですね。」
「土木費のうち、最も多いのは下水道特別会計への繰出金で20.5億円です。
その他の主なものとしては、公園や緑地関係の8.2億円。道路関係の7.4億円があります。
区画整理事業や河川や市営住宅の管理のお金なども土木費に含まれています。」
土木費は投資的経費なので、年毎の変動がかなりあるものなので、総務費同様平成20年度だけで何に使われているものが多いかは単純に判断はできません。
しかし、日野市の傾向としては下水道への繰出金と区画整理事業関係が多いという特徴があるといっても差し支えないかと思います。
土木費で上げている項目については決算書の項目をアレンジしたものになっています。
土木費の内容を項で分けると下のようになります。
土木管理費2.6億円
道路橋梁費4.6億円
河川費 2.2億円
都市計画費 41.2億円
住宅費 1.1億円
こうみると都市計画費がほとんどを占めることがわかりますが、都市計画費の内容はかなりバラエティに富んでいます。もう一段階都市計画費を細かく見ると
都市計画総務費 4.7億円(うち人件費3.2億円、市内バス補助金など0.8億円
区画整理費 4.1億円(特別会計への繰出金)
街路事業費 2.8億円
下水道費 20.5億円(特別会計への繰出金)
公園管理費 1.3億円
公園整備費 6.9億円
緑化費 0.8億円
となっています。
スライドでは、公園管理と公園整備を「公園」としてまとめ、道路橋梁費と都市計画費の中の街路事業費を「道路」としてまとめました。
道路関係が二つに分かれているのは、国土交通省で道路関係の部署が道路局と都市整備局に分かれているため。
都市計画道路は都市整備局管轄なので都市計画費の範疇になるのです。
中央官庁の縦割りがこんなところにまで及んでいるという例ですね
公園整備が多くなっていますが、これは用地取得費で6.6億円が計上されているため。
平成20年度の特殊事情といえます。
※なお前日以前の部分を含めコメンタリーは、このページにまとめておいてあります。
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