日野市財政白書平成21年度版の解説です。
今日解説する動画は「お金の使い道」(動画へのリンクはこちら)。 動画の台詞を色文字で示し、解説を黒文字で書いています。
「日野市が一年間にどれぐらいのお金を使っているかご存知ですか。」
「いろいろと仕事をしているので、相当な金額だとは思いますけれど。」
「市のお財布には、通常市の財政といわれている一般会計、それから一般会計以外の特別会計があります。それぞれ、どれぐらいのお金を使っているかをしめしたのが、こちらになります。」
「平成20年度には、一般会計で約522億円、8つある特別会計の合計で約422億円がそれぞれ使われています。」
「市民一人当たりにするとどれぐらいになりますか。」
「はい、一般会計で29万9千円、特別会計で24万2千円、合計すると一人当たり約54万円になります。」
まずは財政規模の説明です。
いきなり一般会計と特別会計という専門用語が出てきてしまうのですが、ここで一般会計と特別会計の細かい説明にはまると先に進めないので、軽い説明にとどめました。
まずは一人あたりどれぐらいの行政サービスが支出されているかということをここでは示しました。
「具体的にどのようなものにお金が使われているか、詳しく教えていただけますか。」
「はい、まずは一般会計の方から説明します。こちらをご覧ください。
こちらは市が使っているお金を目的別に分類したもので、目的別歳出と呼ばれています。
最も多いのが福祉関係の民生費です。全体の1/3以上を占め、202億円が使われています。
二番目が小中学校などの教育費、
三番目が市役所全般にかかわる総務費。
三番目が市役所全般にかかわる総務費。
それから道路などの土木費、ごみ処理などの衛生費、借金の返済である公債費と続きます。」
ちなみに、グラフはエクセルで作成し、パワーポイントに貼り付けています。
教育費などのグラフの要素はパワーポイント上でテキストボックスを貼り付けています。
市が何にお金を使っているかをどう説明するか。市民の方にとっては身近にあるもので具体的にイメージできるものがよいかと思い、性質別ではなく目的別を軸として説明することとしました。
これが合計33項目、それをさらに細かくしたものとして目があります。ここまで来ると数える気にならないぐらいあります。
その目の下にそれぞれの事業なり、支出項目がついています。
さて、第一段階の「款」では議会費は内容がわかるけれども、それ以外はもう少し細かくみないと内容がわからない。それどころか、中には総務費→総務管理費→一般管理費と目の項目まで細かく見ても何に使われているのかイメージができないものもあります。
今回の白書では、まずは「款」にわけ、主な「款」につき細かく見ることにしました。原則として「款」の下の「項」を説明し、適宜細かく説明することとします。
※なお前日以前の部分を含めコメンタリーは、このページにまとめておいてあります。
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