2009年3月6日金曜日

福生市財政白書

本日は福生市の財政白書
 平成17年度の決算を元に平成19年2月に発表しています。
 http://www.city.fussa.tokyo.jp/aboutfussa/aboutfussa/finance/88vtda000000qjkd.html

 福生市といえば米軍基地、基地があると補助がいっぱいというイメージがあるのですが、もともと市税が少なく、そうでもないらしい。(ちなみに国有提供施設等所在市町村助成交付金として14億円ぐらい)
 白書の中で市の財政悪化の背景を書いているのですが、バブル前のプラザ合意から解き明かしており、今まで見た中では一番丁寧かも。 説明は若干硬堅いですが、ある程度知っている人には興味深い。
 また平成28年度までの財政計画を立てており、基金や地方債の推移も記されています。

2009年3月5日木曜日

財政講座第2回の資料をアップしました。

2月14日と28日に行われた財政講座で使われた資料をアップしました。

 日野市健全財政を考える会のブログで公開中。(Googleアカウントが必要?)
 リンクはこちら

財政白書の未来 目次

ブログって新しいものほど上に来るので、連載ものって見づらいんですね。
 ということで、目次をつけてみました。

第0回  サマリー
第1回  財政白書は次のステージへ
第2回  財政白書の未来形その1 ~財政白書は各論指向へ~
第3回  財政白書の未来形その2 ~財政白書は計画指向へ~
第4回  市民による財政分析の未来 その1 ~越えるべきハードル~
第5回  市民による財政分析の未来 その2 ~モジュール化とネットワーク化~
第6回  情報発信の未来 その1 ~市民からの情報発信の課題~
第7回  情報発信の未来 その2 ~白書の動画化~
第8回  財政分析の担い手 ~組織化と担い手の課題~
第9回  財政白書とコミュニケーション
第10回 まとめ

2009年3月4日水曜日

青梅市財政の現状

久しぶりに多摩地域の財政白書の紹介の再開です。
 今日から西多摩編です。

 今日は青梅市 「青梅市財政の現状」ということで平成19年度決算版が最新。
  http://www.city.ome.tokyo.jp/index.cfm/24,0,177,html
 構成はスタンダードというか、あっさりしています。

 発行主体が企画部財政課ということで、市民向けというよりは行政内部の資料という位置づけなのかもしれません。
 工夫してある点としては、平成3年からグラフを示す中で、最初は3年おきに最近は毎年というような示し方をしているぐらいか。

 事務事業評価によると『庁内LANへの掲載だけでなく、また「青梅市財政の現状」から発展させた「財政白書」を発刊、公表することで、市民に市の財政状況についての知識を深めてもらうこと。』を最終目標としているようですが、まだそこにはいたっていないようです。

地域手当上乗せで交付税減額

読売新聞 3月3日
「職員「地域手当」上乗せ問題 多摩地区07年度」
「 都市部の自治体職員らに支払われる「地域手当」を、国の基準に上乗せしたとして全国の市町村の一部が総務省から特別地方交付税を減額されていた問題で、多摩地区では2007年度に、8市で計約1億3000万円が減らされていたことが分かった。国は、地域手当の支給率を国の基準に合わせるよう要請しており、減額措置を受けたうち6市は、今年から引き下げを決めた。一方、東久留米市は「都の基準を採用している」として引き上げ、小平市は据え置いた。」
  とのこと、日野市は国の基準に今回そろえたらしい。東大和市は基本給も地域手当も引き下げることで妥結した。とか。

他紙では「職員の手当てを上乗せして住民サービスが削減」という厳しい見方も。

 でもこのニュースだけではなんのことやら。「地域手当」とは?「特別交付税」って? ということで調べてみました。

○地域手当は国の公務員の制度らしい。
 人事院規則参照→http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H18/H18F22009049.html
「地域手当は、当該地域における民間賃金水準を基礎とし、当該地域における物価水準等を考慮して一定の地域に在勤する職員に支給する。」 ということで要は都市部はそれ以外のところに比べて物価(家賃を含め)が高いこと、民間の給与も高いことからその調整らしい。
 居住地ではなくて、在勤地で決まるんですね・・・。市町村レベルで率に差があることを考えると不思議。
 ちなみに日野市は13.5%(日野市広報11/15号より)、これが基本給に加算されるというわけ。
  一人当たり年額約51.7万円らしい。 今回これを12.0%にするということ。

 地方公務員の給与水準の適正化は是非とも取り組んでいかなければならないが、このニュースを見ていまいちしっくりこないのは、総務省が特別交付税を盾に迫っているというところですかね。
 本来は住民との関係において決まるべきで、総務省が口を出すことなのか? と思うわけですが、おそらく口を出す理由は。

1.そもそも住民にあまり知られていない。 → 確かに広報にも載っていますが、調べるまでよく知りませんでした。
2.国がかなり負担している。 → 人口10万人未満の市では一般財源の約半分は地方交付税(地方財政白書より)
    つまり、おおよそ職員給の半分は国が負担しているということ。

というところなのだろうと思いますが、それにしても何か釈然としないものが残ります。

○特別交付税とは・・・・・。 また別の機会に調べてアップします。

2009年3月3日火曜日

連載 財政白書の未来 第10回(最終回)

今回は第10回まとめです。(前回はこちら) (目次はこちら

財政白書の未来 第十回 まとめ

 これまで1~9回にわたって財政白書(行政のそして市民の)の将来について考察してきました。大体5回ぐらいのシリーズを想定していたのですが、書いているうちに長くなってしまい分割したものや、後からテーマを思いついたものもあり、全体で10回になってしまいました。
 内容は現在に近いもの、かなり将来のこと、確実に起こりそうなこと、ほとんど願望に近いこと、いろいろあります。書いている本人も具体像が見えないものも多くあります。
 最後に、今後の注目課題・検討研究課題をいくつか挙げて本稿を終わりとしたいと思います。
 これらについて後から思いつくことがあれば、後日まとめてコラムにできればと思っています。

・ これから総論編はどう広がっていくのか。
  ~ 全国的に見れば財政白書作成の動きはまだこれからです。これからどのような展開を見せて広がるのか。広がるためには何がポイントなのか。
・ 各論編の発展方向 ~ 市民側及び行政側双方において
・ モジュール化とネットワーク化の担い手
・ 市民側の財政白書を通じた行政とのコミュニケーションの形態
・ 上記を通じた市民参画の新しい形

 日野市財政を考える会では、各論編や動画編の作成を通じて新しい展開に挑戦するとともに、個人的には財政白書を作りたい、市の財政に興味がある人たちのために、有用な情報・ツールを今後少しずつでも提供していきたいと考えております。

2009年3月2日月曜日

“リユース庁舎”続々

2009年03月01日(日) 山梨日日新聞より

「閉鎖した工場、SC…再生 “リユース庁舎”続々県内自治体財政難、出費抑える」

「工場、ショッピングセンター(SC)、高校-。山梨県内で、役目を終えた施設を自治体の庁舎とする動きが広がっている。厳しい財政を背景に、空き施設を活用して出費を抑えるのが狙い。一方、県、甲府市はそれぞれ100億円を超える新庁舎建設事業を推進。南アルプス市は建設見送りを決めるなど、地方自治の拠点をめぐり対応が分かれている。 」

ということで、 山梨市は、「電子機器工場」、甲州市は店を閉めたSC を市役所として転用しているとのこと。
 また北杜市は廃校となった旧須玉商高校舎を改修して使うとのこと。
 甲州市によると「改修なら半分の出費で済む」とか。工場やSCが出て行ってしまうのは憂慮すべきことですが、市内にある資源を何とかして活用しようという思いが表れています。

 日野市(日野市に限らず)も老朽化した建物を抱えているので、費用をかけない方法として参考になるかもしれません。