
2009年9月13日日曜日
市民財政白書を作る(動画版) 特別会計を解明する

2009年9月12日土曜日
四条畷市と大阪狭山市
大阪から財政白書関係2つ
四条畷市台所事情
http://www.city.shijonawate.lg.jp/h130101/fixed/s05/daidokoro/daidokoro.htm
平成16年度に広報で紹介した内容。わかりやすく説明してあります。
ところで性質別歳出を家計にたとえるときに人件費を食費にたとえるのはなぜでしょうねぇ。
いまいち違和感があるのですが、もっとよい例えはないですかねぇ。
その他にもリフォームの内容の例えとか、なかなかさえてます。
ちなみに、この市も歳出が歳入を上回っています。経常収支比率、公債費率が高くかなり苦しそうです。
大阪狭山市 狭山財政塾
http://www.city.osakasayama.osaka.jp/10,111,57.html
一般に財政関係の資料はある程度、市の規模が大きい方が充実する傾向にありますが、規模の小さい市でも時々きらりと光るものが見つかるのが、財政白書行脚の醍醐味です。
内容がちょっと古いですが、経常収支比率などを市民向けに突っ込んで説明している貴重な資料です。
2009年9月11日金曜日
市民財政白書を作る 物件費とは
消費的経費で人件費、扶助費、維持修繕費、補助費ではないものとされてお
り、要はその他もろもろという面があるためいまいち実態がつかめないという
ことがあると思います。
あえて企業会計にたとえるならば、
工業簿記でいうところの直接経費(減価償却費除く)と間接費(人件費除く)
商業簿記でいうところの一般管理費(減価償却費、人件費除く)
となり、
家計に例えると
家庭用の物品と水光熱費となります。
たとえてみてもやっぱりわかりにくい。
物件費の中身を見ると
①賃金! アルバイトや短期雇用者の賃金:人件費ではないのです。
②旅費 ちなみに通勤手当は人件費
③交際費 公債費ではありません。
④需用費 消耗品(⑥とどう違う?)水光熱費、印刷製本費、食糧費など
⑤役務費 通信・運搬費、手数料、保険料、広告量など。
⑥備品購入費
⑦委託料 物件費のかなりの割合を占めています。
などとなっています。
あえて何かに例えるより、具体的なものを並べた方がイメージが湧きそうな
気がします。
2009年9月10日木曜日
日本の借金は800兆円らしい
借金時計のバージョンがいろいろあるようです。
記事アップ時(9/10夜)現在
財部さんの借金時計http://www.takarabe-hrj.co.jp/clockabout.html ほぼ800兆円
日本の借金時計 http://www.geocities.jp/mkqdj167/japan.htm 約860兆円
リアルタイムカウンターhttp://www.kh-web.org/fin/約1090兆円
借金をどこまで数えるかでいろいろ意見があるようです。
これだけ借金を抱えて大丈夫?ということにはいろいろ見方があります。
大丈夫という意見の根拠は1400兆円の金融資産が日本にはあるからというもの。
外国から借りているわけではないので、メキシコや韓国のような金融危機にはならないという考え方のようですが・・・・。
いざとなれば国民の皆さんの銀行口座があるから大丈夫、ということなのか?一国民としてはあまりよい気分にはならないですが。たとえていえば
息子「お父さん。またそんなもの買ってきて。大丈夫なの?」
父 「大丈夫これは将来いろいろ役立つものなんだぞー。それにちゃんとお金も貸してくれたし。」
息子「また借金かよ。自分の稼ぎわかってんの?」
父 「大丈夫、大丈夫。お前の銀行口座担保にしてるから。」
というようなものかと思いますが。(相変わらずひどいたとえといわれそうだが。)
最近の松阪市が電光掲示板の借金時計を備え付けたことがニュースになっていました。
http://www.city.matsusaka.mie.jp/zaisei/shisai/shisai.htm
市民財政白書を作る(動画版) E-learning
エクスプローラー上で動くソフトのようです。ポイントは
①会社で見るため音を消しても使える工夫がしてある。
横のウィンドウに話の内容が文字で示されます。
②早送りができる。
文字を読んだら、次の章にいけるようなボタンがあります。
音楽やエンターテイメントものと違い、説明物だと説明を聞くのがかったるかったりするので、
(あとアクセシビリティの面から)文字情報をON-OFFできたり、文字を読みながら早送りできるのが
理想ですが、普通の動画ファイルだとちょっと難しいかも。
なにかいいアイデアないですかね。
2009年9月9日水曜日
市民財政白書を作る(動画版) 文字のフォント
本文は明朝、見出しや凡例はゴチック、タイトルやコラムは丸ゴチックというような大まかな決まりで、実際はそうでない部分があるかもしれません。
市が作っているものは、本文は明朝か丸ゴチが多いようです。
ちなみに、公民館などパワーポイントでの発表は創英ポップ体を主に使っています。
仕事では特別なプレゼ資料以外は主にゴチック時々明朝ぐらいなのですが。
パワーポイントでポップ体が便利なのは、文字の幅がみんな同じなこと。
例えば、MSPゴチックではたとえば数字の1と2は幅が違う(きれいに見えるように気を利かせている)のですが、
そうすると
○○費 111億円
×××費 22億円
のようなものを作ると、億円の文字が上下そろわなくなってしまうのです。
ポップ体だと数字も感じもスペースも同じ幅なので、スライドを作りやすいというメリットがあります。
おそらくフリップもポップ体が中心になると思われます。
日本の公的教育支出 下から2番目
新聞記事ではその部分が強調されていますが、報告書の中ではその他にもいろいろデータがあります。
日本の教育へのアクセスと修了率の高さ、科学的リテラシーの高さについては評価されています。
私費負担の高さ(授業料が高いのに公的な補助が少ない)ことと、平均学級規模が大きいことが指摘されています。
また教員の勤務時間は長いのに授業時間は短いことが指摘されています。
ちなみに教育だけでなく、家族支援(子育て支援)に関する財政支出が諸外国に比べて少ない(日本はGDPの0.8%ぐらい。ヨーロッパは2~3%。)といわれています。
一方、市の一般会計をみると児童福祉費と教育関係の歳出は合わせて154億円(平成19年度)と歳出の3割を占めており、通常いわれている実感とギャップを感じます。国や都の歳出も合わせて考えなければならないところなので、これについては今後調べてみようと思います。